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第7話

広く浅く。もうそれでいい。
あなた

うーん。ここの道初めて入ったけど長いなぁ……走らないと間に合わないかも。

あなた

しかしちょっと甘かったかな……
私を探してる人が全国にいることは知ってたのに。

ねぇねぇ
あなた

!?
びっくりしたー!!!!!何?(小声)

このままだと追いつかれちゃうよ。運んであげようか?
あなた

嘘!うん。それじゃあお願い!

あなた

小さくなるからまって?

もちろん。まつよ。
あ、ちょっと位置見てくるから早く縮むんだよ?
あなた

あ、うん!
でも気をつけてね。話さないように。

わかってるよ笑
ん"っ……んんっ……声出にくいな……ん"っ……
に、にゃぁ〜にぃ〜
あなた

ふふっ、お願いね( ´罒`)

ニャ!
てくてくてく
シルク
シルク
んあ?こいつ、さっきもいたなぁ!
モトキ
モトキ
ブロックの上をてくてく歩いてる
マサイ
マサイ
おーよしよし
ンダホ
ンダホ
マサイすごいー!
シルク
シルク
さすがだな笑笑
モトキ
モトキ
可愛い猫だ〜!
(んー。まさかかまわれるとは……
これじゃあ動けないじゃないか。)
ニッ(˘^˘ )プイッ
ンダホ
ンダホ
わわっ
モトキ
モトキ
ンダホ危ないよ笑笑!
シルク
シルク
モトキもな!ここ少し狭いから気をつけろよ!
ンダホ
ンダホ
あ、あぁ、モトキとシルクありがとう〜
(青いのがマサイ、ピンクがモトキ、黄色がンダホ、赤いのがシルク……覚えた。)
シルク
シルク
なーなーお前、あなたってやつ知らないか?
!!?
(なっ、なんで俺に話しかけてくるんだ!?こいつも話せるのか!?)
モトキ
モトキ
何してんだよシルク……
この子は猫だよ?
シルク
シルク
わかってるわ!
反応を見てるんだ!
!??
(˘^˘ )プイッ
すたたたたたたた
ンダホ
ンダホ
早っ!
マサイ
マサイ
戻ってった……
シルク
シルク
あっちの方になんかあるのか?
モトキ
モトキ
あの子の家とか?
マサイ
マサイ
また何かはあるだろうけど。進もうぜ〜
(なんだ!?なんだ!?反応……!?
顔に出てなかったか!?あの4人来るの早いぞ!?俺を追ってきてたら……)
あなた〜!(小声)
あなた

はーい!君の目の前だよ!

早く乗ってくれ!もうそこだ!そこの角の所に、近くにいたんだ!急ぐぞ!
あなた

うん!早く乗る!ここで見つかったら……( 'ㅂ')ヒッ

よし、行くぞ!捕まって!
たたたたたたたたたた
シルク
シルク
……!あの猫……今度は走ってるぞ!何かあったのか?
モトキ
モトキ
猫だからね?猫だよ?なんでそんなに気になるんだよ?
マサイ
マサイ
それな〜なんでそんなにあの猫にこだわるんだ?
ンダホ
ンダホ
可愛かったけどね〜
シルク
シルク
いや、なんか違和感があるんだよ……自然じゃなかった……
ンダホ
ンダホ
や、やめてよそんなこと言うの……
モトキ
モトキ
と、とりあえず行こう。もうそろそろ抜けるよこの道……
???
ねぇねぇお兄さん達
4人
!!?
4人
だ、誰?
モトキ
モトキ
声は聞こえるのに……
ンダホ
ンダホ
前にも後ろにも……人がいない……
???
上だよ〜笑笑
モトキ
モトキ
う、上!?
マサイ
マサイ
えっ、猫……!?
シルク
シルク
なんで……
???
んーそうだな〜強いていえば……
???
あなた達が探している、あなたって人について、話に来たところかな?
4人
……は?
???
とりあえずその道、抜けてくれないかな?ここだと話しにくいんじゃないか?
シルク
シルク
お、おう……
モトキ
モトキ
……っ
マサイ
マサイ
(ちょーど日光でよく見えねぇんだよな……)
ンダホ
ンダホ
(すごいな……なんで話せるんだ?)
細い道を抜け、少し広いところへ移動
???
そんなに疑うものなんですね。人間って。
4人
いやぁ……そりゃだってねぇ……
シルク
シルク
……っていうかおまえ、さっきの猫……だよな……
ふふ、気づくの遅すぎません?
マサイ
マサイ
ほんとだ……
この姿じゃなんなんで、ちょっと……
ぶわぁぁぁぁぁぁぁあ
4人
えっ……
元猫
やっぱりびっくりしますよね、猫が人間になるなんて……完全に人間になれてないですし……ね(* ´ ˘ ` *)
元猫
こんちには。はじめまして、元猫です
4人
もとねこって言うのが名前?
元猫
はい。
元猫
もちろん、これは皆さんご存知、あなたの力です。
マサイ
マサイ
どうして……
元猫
それは本人に聞いてください。
シルク
シルク
なんで俺らの前に出てきたんだ?
元猫
あなたに言われたので。
ンダホ
ンダホ
なんと?
元猫
『探してくれてるから代わりに』と。
モトキ
モトキ
代わり……?
元猫
すみません本人じゃなくて。
モトキ
モトキ
な、なんの代わり……ですか?
元猫
それは……
……っ。
シルク
シルク
話せない理由があるのか。
元猫
あの人は突然です。さっきまで逃げてたのに。急に……
シルク
シルク
逃げてた!?
元猫
はっ……
元猫
んっ、んんっ、(咳払い)
それではここで失礼します。
ぱっ……っと、それではまたどこかで
たたたたたたたたたたたたたた
シルク
シルク
逃げてた……って俺らからだよな……?
マサイ
マサイ
そう……しかないよな……
モトキ
モトキ
やっぱり会いたくないのかな。
ンダホ
ンダホ
でも、本人に聞けってあの子言ってた!
だから……少なくとも会っても大丈夫ってことだよ!多分。
モトキ
モトキ
確かに……!
マサイ
マサイ
ん、待てよ?あの猫が本当にあなたに魔法をかけられて、こう、使い猫?だとしたら、
あなたはまだここにいる可能性は大だよな?
シルク
シルク
あ〜ね。
確かにあるわ
モトキ
モトキ
今日2人めっちゃ冴えてない?どしたの?
シルク
シルク
……喋る猫に興奮してんだろ
マサイ
マサイ
だってあんなことねーよ!?すげえわ
ンダホ
ンダホ
ちょっと色々引っかかってたし!
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ただいま〜
あなた

おかえり、なんて言った?

いい感じにやってきたよ
あなた

猫ちゃんも演技力いいよね〜
"もとねこ"になった?

うん。
元猫って名前変えたいんだけど。
あなた

ご自由にどーぞー?
私は猫ちゃんだもん

あなた

ん、これ美味しい〜!

店員
そーう?
あなた

というかここの皆さん、演技力凄くないですか?笑笑

店長
まああなたちゃんのためだから
店員
まさかあの4人、ここみんな演技してるとは思いませんよ
あなた

そうだよね。皆さんありがとう。
私はまだ、島には戻れない……というか、もう戻れないから……

あなた

4人にあってしまったら、もう、ダメだと思うし……死ぬまで、来年までここにいないと……あの4人には、私を、忘れてもらわなきゃいけないですし

店員
大丈夫……私たちが守ります。
あなた

えへ、頼もしいです。
広く浅い関係でよろしくお願いします。

店長
約束ですからね。
店長
あ、そろそろ電話しては?
元猫
んーこのケーキも絶品です〜
あなた

あっ、いつの間に人間に。

店員
ほんと、あなたの魔法は一流です。
店長
私もそこまではできませんから尊敬ですよ。
店員
私なんてもう、花を早く成長させることくらいしか……
あなた

私、世界で1人かと思ってたんですけど、まさか2人もでしたか(笑)

店長
いやいや、そこまで素晴らしい魔法を使える方はあなただけ、世界で1人です。
あなた

えへ、褒めたって何もでませんよ(笑)

元猫
電話は?????
店員
ハイハイ、今しますよ
あなた

来年、私が死んだら、あなたも死んでしまうのに、ほんとにそれでも良かったの?猫ちゃん。

元猫
ん?大丈夫だよ。君が死んでしまったら、俺も悲しくて川に落ちてしまうからね
あなた

嘘つき〜笑笑

元猫
バレたか笑笑
ま、全然大丈夫さ。こんなに特別な人に出会えて、こんなに特別な日を過ごせているんだから。
あなた

うん。ありがとう。

死ぬまで広く浅く……
もうそれでいい。
















ほんとは……




















死にたくないし、島に戻りたいし、
またみんなでわいわいしたい。








あの人に想いを伝えたいし、










"普通"に生きたい。








でももうダメなんだ。
もう……