久しぶりにカルマくんの部屋に上がった
ベット、机、少し懐かしく感じる
カルマくんの机には予習の後があった
気がつくとカルマくんがドアの側に立っていた
カルマくんはさっきと同じように抱きしめた
恥ずかしながらも頑張って背伸びしてるけど
30センチ近くある差を背伸びでは埋められなかった
軽くジャンプしても届かない…
届きそう…!
カルマくんは頭を少し上げた
カルマくんにしがみついて背伸びしてるけど
全然届かない…
そう言われて同じように背伸びをして顔を上げた
カルマくんが首を傾げる形でキスをしてくれた
何度も角度を変えて
恥ずかしくて顔をカルマくんの胸に押し付けた
カルマくんは頭を撫でながら言った
ただ恥ずかしくて顔を見れなくて強く抱きしめた
カルマくんの匂いに包まれて倒れそうになる
そろそろ離そうと手をカルマくんの胸に押し付けると
カルマくんのハグと言葉責めに死にそうなるのを必死に堪えてやっと解放してくれた
なんで平気でそんなこと言えるのか…
私も言ってやろうか…
カルマくんは耳元で囁いた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!