桐也 「蒼太ごめん。これからは俺が守る」
俺はびっくりして何も言えなかった…
桐也 「蒼太?どうした?」
蒼太 「あぁ…いやー、びっくりして言葉が何も出なかったんだ笑。ごめんな」
桐也 「そうゆうことか、。」
蒼太 「んー」
蒼太 「まあ桐也も無理しなくて大丈夫だからな」
桐也 「無理はしてない」
蒼太 「おう。よかった。」
桃南 「やっほー!2人とも!暗いよー?なんかあった?」
桃南はいじめの事なんか何も知らない。
ただ、クラスがおかしい事は気づいている…
自分のことがきっかけとは知らずに……
2人(桐也と蒼太)
「いやなんもねえよ…////いやなんもないよ」
桃南 「じゃあ良かったっ!」
桃南 「それじゃあさ!今日遊びに行かないー?!」
2人 「え」
桐也 「俺は空いてる」
蒼太 (気を使った方が良くね、?)
蒼太 「ごめん。今日用事があるんだ」
蒼太 (まあ嘘だけど…暇すぎるけど!!)
桃南 「そっかー!残念、!笑 じゃあ、桐也くんは遊べるってことでおっけー?」
桐也 「お、おう…///」
桐也 (名前、、くん呼び…、、!よし!呼び捨てにさせるぞ!)
桃南 「おーい?桐也くん?ぼーっとしてどうしたー?」
桐也 「あぁ、ごめんごめん笑 考え事!気にしないで!」
桃南 「うん!わかったー!じゃあ今日早帰りだから、2時半集合でもいいー?」
桐也 「おう! 」
桐也 (ぜってえ惚れる服着てやる)
桃南 「それじゃ!」
桐也 「おう!それじゃ!」
…………
桐也 「ご、ごめん。話の続きしてもいいか?」
蒼太 「いいよ!」
桐也 "「俺、ホントに無理してないからな!お前のこと守るから。」"
、、、、、、、、、
あの言葉を信じてたのにな_。
蒼太 (教室戻ろーっと!…あれ?桐也?)
クラスの人 「桐也!おい今んとこ順調か?」
桐也 「おう!順調順調!ww
蒼太さ、お前のこと守るって言ったらすぐ信じたんだよなww
俺がいじめようって言ったことも知らずにww」
蒼太 (………え、?いじめようって言ったのは桐也?あの言葉は嘘だったの?)
蒼太 (もう誰も信じられない。)
そんな時___。
しゅん 「おい、やめなよ」
蒼太 (え、?聞き間違えかな、、)
しゅん 「嫌がるってことわかんないの?それとも聞こえなかった?早くやめな。」
クラスの人 「…………、しゅんはいいよな」
しゅん 「は?」
クラスの人 「お前は優しくていいな。ごめん。許されないことは分かってる。でも本人に謝ってくる」
しゅん 「おう。優しいのは今からでも出来るぞ。頑張れ。」
蒼太 「しゅんくん、、、か、、
後でお礼言わないと…」
しゅんのおかげで今の自分がいるんだ_。
蒼太 「しゅん。ありがとな」
しゅん 「なんだよいきなり笑」
蒼太 「はっ?!?!」
しゅん 「おいどうしたんだよ笑
蒼太今日おかしいぞ?」
蒼太 「い、いえなんにもありません」
蒼太 (クラスの扉の前にあなたが居るんだよな、。俺じゃないことを願う。ていうか、なんで俺になるんだよ!あなたには色々友達がいるだろうし!笑
自分、自意識過剰しちゃってんなー。きつー)
あなた 「そ、蒼太くん!」
あなた 「ちょっと来れる…?」
蒼太 「え?!お、俺?!な、なんかの聞き間違えじゃ…」
あなた 「蒼太くん…?どうしたのっ!
蒼太くーん!」
蒼太 (……………頭が破裂しそうだ__。)
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。