第11話

きゅう
380
2019/12/17 06:17



先輩に呼ばれてついていった先は屋上だった。





あなた

え屋上入れるの!?

坂下翔 サカシタカケル
坂下翔 サカシタカケル
鍵壊れてるからさー


屋上に出て先輩が話そうとしないから、、


あなた

翔…先輩…?
なんであなたが応援団なんですか?

坂下翔 サカシタカケル
坂下翔 サカシタカケル
そのことなんだけど、、、
坂下翔 サカシタカケル
坂下翔 サカシタカケル
あれは俺の推薦でなったことだから。
あなた

そうなんですね…。
それはなんとなく勘づいてました。

坂下翔 サカシタカケル
坂下翔 サカシタカケル
そっか…。



また無言になった。





坂下翔 サカシタカケル
坂下翔 サカシタカケル
俺さ、、、
坂下翔 サカシタカケル
坂下翔 サカシタカケル
やっぱあなたのこと諦められねーや。
あなた

先輩…。

坂下翔 サカシタカケル
坂下翔 サカシタカケル
俺、あなたと別れた後同学年の人に告られて付き合ったけど、
やっぱりあなたのこと忘れられねーし
坂下翔 サカシタカケル
坂下翔 サカシタカケル
あなたと付き合ってた時が1番楽しかった。
坂下翔 サカシタカケル
坂下翔 サカシタカケル
「先輩」じゃなくて、
坂下翔 サカシタカケル
坂下翔 サカシタカケル
また「翔」って呼んで欲しいなって…。
坂下翔 サカシタカケル
坂下翔 サカシタカケル
だからあなたを応援団に推薦したんだ。
坂下翔 サカシタカケル
坂下翔 サカシタカケル
すぐにってわけじゃないし焦らないで
よく考えて欲しい。俺の事。
あなた

うん…。

坂下翔 サカシタカケル
坂下翔 サカシタカケル
あと応援団のことも。
無理矢理やらせる訳にもいかねーし
あなた

わかった。考えとく。
応援団のこと。

あなた

もちろん、先輩のことも…。





そう言って私と先輩は教室に戻った。







教室に戻ると、、、





倉橋茉莉愛 クラハシマリア
倉橋茉莉愛 クラハシマリア
ねーぇ?
あなたちゃんと坂下先輩ってぇ
どぉゆぅ関係なのぉ?



と、茉莉愛がしつこく紫苑に聞いていた。





あなた

あなたと先輩は前にちょっと話したことが
あるだけだよ。

倉橋茉莉愛 クラハシマリア
倉橋茉莉愛 クラハシマリア
そぉなのねっ!!



茉莉愛は満足して帰ってった。


あなた

ごめんねー紫苑。
巻き込んじゃって

真田紫苑 サナダシオン
真田紫苑 サナダシオン
ぜーんぜん!気にしないでよ!
真田紫苑 サナダシオン
真田紫苑 サナダシオン
それより!応援団!
どうするの?やるの?
あなた

今、考え中ってとこ。

真田紫苑 サナダシオン
真田紫苑 サナダシオン
やっぱり坂下先輩の推薦だったの!?
あなた

うん。そうだって言ってた。

真田紫苑 サナダシオン
真田紫苑 サナダシオン
あと、参考までに、、、
真田紫苑 サナダシオン
真田紫苑 サナダシオン
応援団メンバーの女子はチアやるのが
恒例らしいよ。
あなた

チア?

真田紫苑 サナダシオン
真田紫苑 サナダシオン
チアダンス。
露出度高めのユニフォーム着て。
あなた

ふーん。

真田紫苑 サナダシオン
真田紫苑 サナダシオン
まあ、あなたが決めな?
やるか、やらないか。
あなた

どうしよっかなー。

九龍 匠 クリュウタクミ
九龍 匠 クリュウタクミ
応援団やるの。
あなた

女子はチアやるのが恒例なんだって。

九龍 匠 クリュウタクミ
九龍 匠 クリュウタクミ
お前がチア?出来ないんじゃね笑
あなた

もう、やる!応援団!

九龍 匠 クリュウタクミ
九龍 匠 クリュウタクミ
え。
あなた

あなただってチア出来るんだって見返してやる

九龍 匠 クリュウタクミ
九龍 匠 クリュウタクミ
そーかそーか。
見ててやるよ、あなたのチア。






この日の放課後。





私は先輩に応援団やることを伝えに行った。





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