第33話

嫉妬魔 ⸝‍ Chinen .Y
1,614
2019/01/30 13:25



「 いっただっきまーす 」






餃子は少し失敗しちゃったけど 、料理が不得意の私達に涼介はご馳走を振舞ってくれた








『 んー !何これうっま 』



涼介「 だろ ? 知念は出来ないもんな 、笑 」



「 うっさいなぁ 、僕だってやれば … 」



『 はいはい 喧嘩しないの 』






侑李は涼介を細い目で睨みつけた


それに反応した涼介は「 えっ 、俺なんも悪いことしてないっ ! 」だって






『 涼介 本当に料理うまいよね 』


涼介「 モテたくて始めた甲斐あったわ 笑 」


『 えー ?モテたくて始めたの ?笑 』


涼介「 そーだよ 、笑 」






涼介と会話が弾んでいる最中は侑李は黙ったまま 。


侑李に話し掛けても 返事は「 うん 。 」とか「 だね 。 」とか冷たいの















『 じゃあ今日はありがとね ! 』



涼介「 ん 、知念の料理飽きたら来いよ 、笑 」



『 分かった 、笑 バイバイ 』








リビングに戻るとソファーに座っている侑李



話し掛けようと侑李の近くに腰を下ろした











『 ゆーり 、どうしたの ? 』


「 … なんでもないっ 、 」


『 なんでもなくない 』






袖をちょんちょんと引っ張ると 体育座りをして顔を埋めてしまった 。

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