涼介「 ねぇ 、そこのカフェ入ろ ? 」
大貴「 おう 。 」
『 ほんとカフェ好きだね 、笑 』
涼介「 だってぇ 、笑 」
高校で出会った3人で 、休日にお出かけ
目に止まったカフェに 入ることにした 。
涼介「 苺のショートケーキください 」
大貴「 俺はー 、サンドウィッチ ! 」
『 パフェください 、 』
注文した品がくるまでの間 、話題は恋愛関係へ 。
涼介「 あなた好きな人いないの ? 」
『 へ 、私 ?… いないかなー 、 』
大貴「 えー 。いそうだけどね 、笑 」
『 あっそう ?笑 』
涼介「 別にお前が可愛いからとかじゃねぇよ ? な 、大ちゃん 」
大貴「 勘違いすんなって 、笑 」
そう言って肩を ぽんっ と叩かれた 。
私だって一応女子なんだから女子扱いしなさいよ 、笑
『 ばーか 勘違いなんてしてないし 』
涼介「 ばかはどっちだよ 、笑 」
大貴「 お前らだよ 、笑 」
涼介「 はー!?俺は違ぇよ 、? 」
なーんて 子供みたいな話で盛り上がる 。
話してるうちに 注文した品が机に並べられた
涼介「 いただきまーす 。 うんまっ ! 」
『 涼介の美味しそう … 』
涼介「 ん 、食う ? 」
涼介が食べていた 苺のショートケーキがどーしても食べたくて
つい口に出てしまった
『 んぇ ああ いい 。 』
涼介「 いーよ 少しあげる 」
『 ふぇ 、ありがとう 』
自分が口をつけたフォークを「 ん 、 」と差し出す
まあ 、別に涼介だしいいかっ
『 んー ! 美味しい ! 』
大貴「 あー 、今あなた間接キスしたぁ 」
『 別にいーじゃん 、笑 』
「 ダメなのぉ 」って 大貴が拗ねた
何がダメなのよー 、笑
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。