原宿で何時間か過ごしたあと 、侑李の家に泊まりに行った
『 今日泊まってっていいの ? 』
「 うん 、親帰ってこないし 」
『 ありがとう 』
ツンデレ 。だから 、好きって言ってくれなかったのかな
もう1回聞いてみようかな 、
『 ねぇ 、私のことちゃんと好き ? 』
「 … うんっ 」
『 侑李の口から好きって言って … ? 』
「 ... 。 」
結局〝 好き 〟とは言ってくれなかった 。
『 お風呂入ってくるね 、 』
・
・
お風呂から出て洗面所で着替えていると 、侑李の声が聞こえてきた
「 あーもうなんで … 、 」
「 あー 、だから僕は … 、 」
リビングのドアを開けると ソファーにちょこんと座っていた
『 侑李 ? 』
「 あなた … 、 」
私の方を見ると 駆け寄ってきた侑李 。
その勢いで私を持ち上げベットに下ろした
「 あの 、僕 … 、 」
『 ん ?笑 』
私の上に跨り 頭の横に手をついて私を見つめる
その顔はみるみるうちに赤く染まっていった
「 ちゃ、ちゃんと … す 、、、 」
『 なーに ?笑 』
「 す … 、き 、だからっ / 」
途切れ途切れに〝 好き 〟と言ってくれた彼
それまで合わせてた目は恥ずかしさで逸らしてしまった
『 ありがとう 、/ 』
「 好き … じゃなくて … 、 」
『 んぇ ? 』
「 愛してる … からっ 、// 」
end.
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リ ク エ ス ト 小 説 N o . 7 *.+゚
な ん か 変 で す 、笑
御 免 な さ い 、ツ ン デ レ 下 手 で す 💧
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。