第26話

嘘が下手な君 ⸝‍ ymd .R
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2019/01/28 14:02


「 おはよぉ 、 」




『 ん 、はよぉ 』







目を擦り 寝ぼけながらリビングに来た涼介



少し顔が赤いみたいだけど 、昨日 暖房ガンガンついてたからそのせいかな









「 あっ 、あなた 。朝食はまだ大丈夫だよ 」



『 え 。なんで 、? 』




「 まだお腹すいてない … から ? 」








から … ? 何故か語尾があがり疑問口調だった



リビングが暖房でポカポカ暖まってるのに彼は毛布に包まり ソファーに座っている









『 …… 涼介 、体調悪い ? 』





「 ううん 、全然平気 。 」








そう言って彼は耳の後ろを掻く



はい 、嘘 確定しました 。









『 じゃあ 、熱 測ろっか ? 』




「 嫌です … 。 」




『 なんで ? 』




「 …… 測ります 。 」








体温計を持ってきて 涼介の脇に挟む



挟んだ時に触る彼の腕が熱かった 。

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