「 あなた こっちおいで 、 」


『 ん 、 』



お風呂上がりの あなた を、俺の横へと誘導する

肩を抱き寄せるとまだ少し暖かかった




「 あなたさ 、このドラマどう思う ？ 」


『 キュンってする 、 』




今 、人気のイケメン俳優が出演する学園ドラマ 。

キュン とするって 、女子高生に人気なんだって 、




「 へぇー 、あなたもキュンってするんだぁ 、笑 」


『 涼介しないの ？ 』


「 同性にはしないだろ 、笑 」


『 そかそか 、笑 』

あなたとの会話が弾んでいると 、


［ 耳はダメぇ 、/ ］


とテレビから聞こえてくる 。


ふたり同時に画面を見ると 、どうやら大人の遊びをしている様だ

あなたの方を見ると 耳を掴んでニヤニヤしていた



「 どーした あなた 、笑 」


俺が話しかけると 素早く手を離し『 なんでも ？ 』

と答えた

戸惑ってるあなたが可愛くて 、

耳元に口を近ずけ 、



「 あなたって 、變態なんだな 、笑 」


『 違うしっ … / 』



照れて真っ赤になるあなたに俺は我慢の限界だった

いつの間にか俺はあなたをソファーに押し倒していた

「 シたいんでしょ ？ 」


『 ち 、違うもん っ … 、ひゃっ 、/ 』



返事を聞く前にあなたを持ち上げ 、ベットに軽く投げ 、

俺があなたの上に飛び跨ると 身体をビクッと震わせた、



『 りょうすけ っ 、/ 』


「 何して欲しいか言ってみ 、？ 」



片方の口角をあげ 、あなたをジッと見つめる



『 あ 、愛して欲しぃ … / 』


「 愛して欲しいだけ ？ 」



本当は分かってるけど 、イジメたくなるのが男ってもん 、



『 … 涼介が欲しぃ 、/ 』


「 よく言えました 、笑 」



恥ずかしくて俺から目を逸らしてるあなた 。

頬っぺを掴んで 、目を合わせると同時に あなたの唇を奪った