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第52話

淡々と準備が進められ、撮影が始まる。
最初は抵抗あったけど、カメラに向かってカッコつけるのにはもうなれた。

きゅっと顔を近づけたり、指示された通にポーズをして、撮影が進む。

ちらっと横を向けば、伏せ目をしているふっかの横顔が目に映る。

いつもはあんなにイジられキャラなのに、こんな時はカッコよくて、思わずドキリとしてしまう。
それなのに、
深澤辰哉
ありがとうございました!
ってお礼を言う顔は可愛くて、ギャップすごいよね。

撮影用のソファから降りて、撮って貰った写真を確認。

カメラに見せるふっかの表情は俺も初めて見る顔で、なんか、なんて言ったらいいんだろう。ちょっと寂しいよね笑
そんなことを思ってたら、俺の事なんて忘れちゃったかのように康二たちと話し始めたんだもん。そりゃあ嫉妬くらいするよ。
阿部亮平
ねぇふっか、
深澤辰哉
ん?どした?
阿部亮平
今日さ、久しぶりに車乗ってきたからさ、一緒に帰ろ。
深澤辰哉
えー、やだよ笑
阿部亮平
いや、時々乗ってるから大丈夫だって!笑
なんて、そんなの嘘だよ。ふっかに安心して乗ってもらう為に、いっぱい練習したんだから。だって、そうでもしないと俺の家来てくんないでしょ?

おれ、もうずいぶん我慢したよ?康二とボディタッチしてても、照といっぱい喋ってても嫉妬してんのが顔に出ないように努力したけど、我慢の限界。

俺の方だって見てほしい。
阿部亮平
とにかく、今日は俺と帰ってね!
深澤辰哉
安全運転でよろしくね笑