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第3話

第2話 肉じゃがは何処へ?
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2019/08/15 04:08
あなた

あーーっ疲れたぁ!!!

ベストを脱ぎ捨てごろんっとベットに寝転がる。
毎回こうして、今日はこんなことがあったな
とかそういうことを考えながら
夕飯は何かなと言うことも考える。

...うん、この匂いは肉じゃがだな!?
あなた

んー、中華がよかったな...
よいしょっと!

ベットから飛び降りようと勢いを附け
着地したその瞬間
あなた

っっっいっ!?!!!?!

着地した所に丁度何かレゴとか少しごついモノが
あったらしく、そのまままたベットへ戻り1人で
悶える。
痛すぎて声も出ない。
あなた

っくおぉ...んもぉ何踏んだ!?

着地地点の近くを見てみるとそこにはいつも
私が見にしている小さな巾着袋が落ちていた。
ベストを脱ぎ捨てた時に出てきたのか......
自業自得やん

あなた

...はっ、大丈夫かな

私ははっとして巾着袋を手にし紐を解いて
中を見る。
そこにはいつもと変わらず透き通った
白色の石と黒色の石が入っていた。
手にし、電気にかざしてみる。
...大丈夫だ、ヒビも無い。よかった......
あなた

あー、よかったよかった...
よし、夕飯食べに行こっと!

一息すると再び立ち上がりリビングへと向かう為
ドアノブに手をかけた。が、その手は
スカッと何も無く通過した。
あれ?確実にドアの前に来たは...ず......
あなた

え?...ま、ままま待って...
こ、ここ、どこ!!!?!?












周りを見渡すとそこには朝の光に照らされた
見知らぬ町が拡がっていた。

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