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2020/08/04

第5話

第5話 (最終話)


ー 朝 ー


〜 ころんside 〜


ころん
ころん
ぇ…………


ねぇ…嘘……何で…………

ころん
ころん
莉犬……くん…………?


床には、ぐったりと眠っている莉犬くん

胸や首が掻き切られていてとても痛々しい

ころん
ころん
……おまえッ……!
るぅと
るぅと
…………
ころん
ころん
ッ…………
さとみ
さとみ
……
ななもり
ななもり
……
ジェル
ジェル
……
ころん
ころん
…………ねぇ


もう、我慢出来ない

お前と僕は仲間なんかじゃない


僕は守られてばかりだったけど、初めて守らなくちゃいけない人が出来た

なのに……それすらも僕は何も出来なくて

ころん
ころん
今まで黙っててごめん

今まで沢山守ってくれた、さとみくんを

今度は僕が












守る













ころん
ころん
僕誰がみんなを殺したか知ってるの!!


そう言って僕はるぅとさんを指差した

るぅと
るぅと
…………は?
ころん
ころん
ッ……
るぅと
るぅと
…………ふざけんなッ…!お前も狼のくせに!


とても動揺しているのか、頭には耳が生えていた



ななもり
ななもり
……2人ともッ…耳ッ……?!
るぅと
るぅと
おいッ…!どういうともりだよ……ッ?!
ころん
ころん
……


これで……良かったのかな…………

さとみ
さとみ
……ころん


さとみくんは、安心したような顔で僕の頭に手を乗せた

さとみ
さとみ
頑張ったな
ころん
ころん
うんッ…グスッ
るぅと
るぅと
答えろよッ……!!
ななもり
ななもり
ぁッ!
ころん
ころん
……?!
ジェル
ジェル
?!


るぅとさんは、相当怒り狂ったのか、爪を剥き出しにして僕に飛びかかってきた

ころん
ころん
ぁ"ッ…?!


床に押さえ付けられる

昨日の腕の傷が軋んで痛い


さとみくん……

ジェル
ジェル
おい待てや!
るぅと
るぅと
ぐッあ"……


僕が床に押さえ付けられ悶え苦しんでいると、ジェルさんが大きな声を出してるぅとさんに飛びついた

両腕を強く掴んで僕からるぅとさんを引き剥がす

ななもり
ななもり
ちょ……ッ!


それと同時に、ななもりさんも腕を掴み引き剥がす

るぅと
るぅと
離せッ……!ぁ"ッ?!
ジェル
ジェル
ッ……
ななもり
ななもり
はぁっ……はぁ……


るぅとさんは頭を強く打ったのか、ピクリとも動かなくなった

ころん
ころん
ッ……
ジェル
ジェル
おいころんッ!お前!
ジェル
ジェル
お前も狼なんやろ?!
ころん
ころん
……僕はッ!皆を殺すなんて……
そんな事ッ!してないよ……ッ!
ななもり
ななもり
そんなのッ…信じられるかよ!
ころん
ころん
ッ…………
さとみ
さとみ
待ってくれ!ころんは、本当に……ッ!
ジェル
ジェル
うるさいッ!さとみお前も狼なんやろ?!
ころん
ころん
……もう…いいよ…………
さとみ
さとみ
……ころん?


もう、いいや

守りたい人が守れるなら、僕は死んでもいいのかな

今まで散々強がってきた

守るなんか言って、隣にいるだけの人形のように「大丈夫、大丈夫」と連呼して

ころん
ころん
僕が…僕が全部終わらせるから……


だから…もう…………

ころん
ころん
大丈夫だよ…………


僕は爪を立てて、自分の首元に手を当てる

さとみ
さとみ
……ころんッ!!
ころん
ころん
……さとみくん


さとみくんのいる世界で笑ったこと

さとみくんだけにある未来を恨んだこと

彼の声、温もり、態度、愛のすべてに……

































































ころん
ころん
さよなら























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本編終了です!


まだ完結じゃないですよ!(´˘`*)