第24話

🌽
186
2018/12/08 23:59
悪化してなきゃいいけど…
余命宣告されませんように…


































































けど、そんな願いは届かなかった_



































今、貴方は機械に囲まれ、検査を受けている。
その間は1人で待ち合い室にいる。
You。
You。
はぁ…
ぱく じみん。
ぱく じみん。
ぬな…?
You。
You。
あ、じみん。
ぱく じみん。
ぱく じみん。
どうしたの…?僕ぬなの悲しい顔は見たくない!
You。
You。
今は、仕方が無いの。
You。
You。
分かるでしょ?
ぱく じみん。
ぱく じみん。
今だけ?これから先ずっとぬな暗い顔してるよ。
You。
You。
なんでそんな事が分かるの?
ぱく じみん。
ぱく じみん。
未来が見えるから。
You。
You。
え?それなんで早く言ってくれないのかな…
You。
You。
で、私達はずっと一緒にいる?グクは死んでないよね?
ぱく じみん。
ぱく じみん。
ごめん。僕、ぬなの未来しか分からなくて、グクさんの顔は見えないの…
ぱく じみん。
ぱく じみん。
それに、ぬなの表情を読み取るだけだから…何を言ってるのか分からない。ごめんなさい…
You。
You。
そうなんだね…
You。
You。
じみんは悪くない。力になろうとしてくれてありがとう。
ぱく じみん。
ぱく じみん。
役に立てなくてごめんなさい…
You。
You。
大丈夫だっt…
その一言を残してじみんは消えた。
あの笑顔がもう見れない気がした…
??
あ、あなた。
You。
You。
え?
誰かから呼ばれて、後ろを振り返った。
そこには、
きむ てひょん。
きむ てひょん。
よっ。
と、笑顔で立っているてひょながいた。
You。
You。
なんでここにいるの?
きむ てひょん。
きむ てひょん。
俺?ばぁちゃんの見舞いしてきた。
You。
You。
そうなんだ。治りそうなの?
きむ てひょん。
きむ てひょん。
ううん。多分治らない。
You。
You。
変なこと聞いてごめん。
きむ てひょん。
きむ てひょん。
いや、別に大丈夫だよ。
きむ てひょん。
きむ てひょん。
てか、お前はなんでここに居るの?
You。
You。
ちょっと体調悪かった。そしたら、疲れからだってさ。笑
きむ てひょん。
きむ てひょん。
無理すんなよ。
You。
You。
ありがとう。
なんで、グクの付き添いって言わなかったか?
グクに病気の事言うなって言われたから。
てひょなには悪いけど嘘をつくしかなかった。
きむ てひょん。
きむ てひょん。
なぁ。あなた。
You。
You。
ん?何?
きむ てひょん。
きむ てひょん。
お前、俺の事好きになればいいのに…
You。
You。
何言ってんの?
きむ てひょん。
きむ てひょん。
俺、お前のこと好きなんだよ。
You。
You。
知ってるでしょ?
You。
You。
私がグクと付き合ってることくらい。
きむ てひょん。
きむ てひょん。
知ってて言ってる。
きむ てひょん。
きむ てひょん。
俺は、あいつよりお前を幸せに出来る。
You。
You。
なんでそんな事が言えるの?
きむ てひょん。
きむ てひょん。
お前のことずっと見てきたからだよ。
きむ てひょん。
きむ てひょん。
あなたとグクが出会う前から俺は、あなたが好きだったんだよ。
きむ てひょん。
きむ てひょん。
なのに、グクはあなたのことよく知らないまま付き合い出して、
きむ てひょん。
きむ てひょん。
俺は、あいつが憎くて仕方がない。
You。
You。
……
私は何を言えばいいのか分からなかった。
きむ てひょん。
きむ てひょん。
俺は、あいつなんかよりお前の良さを知ってる。
You。
You。
あいつなんかより…?ふざけんなよ。
You。
You。
お前だろ、グクの良さを知らないのは。
You。
You。
だから、そんな事が言えるんだろ?
きむ てひょん。
きむ てひょん。
うるせぇな…
そう言ったてひょんは口封じをしてきた。
そう。口付けを…
You。
You。
なにするの!?
きむ てひょん。
きむ てひょん。
ごめん。俺帰る。悪かったな。
何でだろう。なんで涙が溢れてくるのだろう。
なんで震えが止まらないんだろう。
どうしてなの…

プリ小説オーディオドラマ