第4話

花束/backnumber
34
2020/01/18 11:14
貴「どう思う?これから
2人でやって行けると思う?」

晴)ん〜どうかな、でも
とりあえずは一緒にいたいと
思ってるけど

貴「そうだね、だけどさ?
最後は私が振られると思うなぁ」

晴)ん〜どうかな、でも
とりあえずは一緒にいてみようよ

貴「浮気しても言わないでよね」

晴)なんで?

貴「知らなかったら
悲しくはならないでしょ?」

なんて、悲しそうな顔で笑う君に

晴)信用ないなぁ

そう、僕が言うと君は
「ごめんね」と笑った

なぁ、僕は僕なりに真っ直ぐにあなたと
向かい合いたいと思ってるよ?

晴)僕は何回だって何十回だって
あなたと抱き合って手を繋いで
キスをしてさ

貴「突然どうしたの?笑」

晴)思い出す度にニヤけてしまうような
思い出を、あなたと作るの

貴「うん」

晴)そりゃ、喧嘩もするだろうけど

それなら何回だって何十回だって
謝るし感謝の言葉もきっと忘れないから

晴)ごめんごめん、ありがとう
ごめんくらいのバランスになる
危険性は少し高めだけど許してね?笑

貴「なにそれ笑」

今までの僕は曲がったことばっか
だった気がするんだ
だから、せめてあなたの事には
真っ直ぐに、真っ直ぐに走ってくよ

晴)あなたとならどんな朝も夜も
夕方だって笑いあって
生きていけるんじゃないかと思うんだ

貴「そっかそっか」

少し照れた顔が可愛かった

・・・・・・・・・・・・

貴「どう思う?これから
2人でやって行けると思う?」

晴)ん〜どうかなぁでも、
とりあえずは



晴)僕は君が好きだよ

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