🐰 side ___
授業が終わり , 教室には俺とあいつのみ
🐰 「 さっさと書こうぜ 」
モブ♀ 「 うん ッ !! えへへ , ジョングク君と2人きりって , なんか嬉しいな ッ 」
🐰 「 口動かしてないで手動かせ 」
モブ♀ 「 ん ッ … はーい ッ 」
その後は2人とも黙々と書き続けた
時計の針の動く音だけが響いていた時 , ガラガラ とドアが開く
🐯 「 お , ちゃんと書いてんじゃん 」
モブ♀ 「 あれぇ ッ ? 先生なんで居るんですか ? 」
🐯 「 ジョングクがちゃんと書いてるか確認しに来た 」
と言いながら , さりげなく俺の隣に座る
モブ♀ 「 えぇ 〜 先生 , 私の横座ってくださいよぅ ッ 」
🐯 「 黙って書け 」
モブ♀ 「 もぉ ッ 2人して , 」
ふくれっ面しながら , またシャーペンを動かし始める
再び沈黙が流れ始める教室
モブ♀ 「 先生ってぇ , 」
え何こいつ黙ってられないの ???
モブ♀ 「 彼女とかぁ , 居るんですか ? 」
🐯 「 … いる 」
🐰 「 え ッ … 」
🐯 「 ように見える ? 」
しまった引っかかった ,,,
案の定俺の反応を見て先生はニヤニヤしてるし ,,
くっそ悔しい !!!!!!!!
モブ♀ 「 うぅん ッ … いないと思う 」
モブ♀ 「 じゃあじゃあ ッ ! 好きな人は ?? 」
🐯 「 んー 」
🐯 「 惚れさせたい奴ならいる 」
___ next
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。