上げ直しです🙏🏻
翌日
俺の全身を貫いた嫌ーな予感は、早速形となって現れてきた
🐰 「 おはようございまーす ‥ 」
🐯 「 おはようジョングク 」
🐰 「 ッ うわっ!?こんなとこで何してんすか、、ここ正門ですよ ‥ 」
🐯 「 お前を待ってたに決まってんだろーが 」
そう正門の端っこにもたれ掛かりながら言う先生
🐯 「 ほら、何ぼーっとしてんだ ‥ 行くぞ 」
と言うと俺の手首を掴みながら歩き出した
モブ♂1 「 お ッ ジョングク先生からお迎えか〜、それとも朝から2人仲良くデートか〜?ㅎㅎ 」
モブ♂2 「 あんま先生と仲良くしたら他の女子から殺されっぞ?ㅎㅎ 」
と横からちょっかいをかけて来るのは俺のクラスメイト。何かと面白いことがあればすぐに飛びつくもんだから、たまにイライラする
🐰 「 うっせぇなぁ、別にそんなんじゃねぇし 」
🐯 「 おいお前ら、急がねぇと遅刻すんぞ?そろそろ時間だ 」
そう俺の右隣に居た先生がぼそっと言うと
モブ♂1 「 え ッ ‥まじかよ、おい行こーぜ!」
モブ♂2 「 おう!」
と鞄を抱えながら走っていく2人
そんな2人の姿を見て、慌てて俺も時計を見たが、時間にはまだ余裕がある
🐰 「 まだ大丈夫じゃないですか、なんであんな嘘を ‥ 」
🐯 「 折角お前と二人になれてんだから、誰にも邪魔されたくねぇんだよ 」
🐰 「 ッ ‥// 」
🐯 「 え、照れてんの?ㅎㅎ わかりやすㅎㅎ 」
🐰 「 ッ は!?照れてねぇよ!」
そう必死になって答えるも、先生の言葉一つ一つが俺の頭に血を上らせているのは、もうとっくのとうに気づいている
🐯 「 あーもう ‥可愛すぎ ㅋㅋ 」
そう言って俺の髪の毛をクシャクシャと撫でる先生に必死に対抗していたが、傍から見れば朝っぱらからイチャついているバカップルにしか見えなかったらしく、その日一日中ジミナにいじり倒されることになるとは、この時の俺はまだ知らない
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!