テオくんside
あなただって人間に戻りたいのに…
俺悪いこと言ったな…
なんであんなこと言ったんだろ…
出会った頃…あなたをあなただって知って、あの笑顔をもう一度みたいなと思った…
でも今は…それだけじゃない気がする…
あいつらしいやw
のんきだなーw
静かに俺の部屋に向かう
ガチャ
ベッドの方をチラッと見ると…
女の子が寝てる…
女の子…女の子…
小さな寝息を立てる女の子にそっと近づく…
黒髪のショートで…
やべっ思わず大声出しちまった
寝てる女の子が目を開ける
青い目…
猫の耳…
よく見たらしっぽも生えてる…
ちょっと…まて?
無意識にあなたを抱きしめていた
やばい…ほんとに
あなたの手を引いて鏡の前に連れて行く
手が…小さすぎるw
俺…ロリコンだった?w
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。