袋から小さなクリスマス柄の紙袋を
11個取り出す。
私は紙袋にこっそり書いてある名前を確認しながら、
みんなに手渡しながら回った。
ガシガシマイペースのしおん。
私は渡すことの出来ない紙袋一つを握り、
みんなに見てほしくてそう行った。
みんなぞろぞろ開けている。
みんなきゃっきゃしながら、
キーホルダーの熊を気に入ってくれた。
たくみ君には……次会った時かな…………💡
ほっと胸をなで下ろした。
宝物……って大げさです!!www
クリスマスパーティー楽しかったけど、、
なんだかんだ話してたらもう11時過ぎよ!!www
え、、、ひどっ、、、、wwww
って私とスカイ君はいつも通り玄関を出た。
思い出した思い出した!!!!!
閉まった扉に鍵を差し、
回してみる。
「ガチャン…」
私が興奮する横で、
ものっすごく冷静なスカイ君wwwwww
そのまま楽しくお喋りして
いつも通り帰宅しました。
そのままバイバイして部屋に入った。
ソファーに座って
ビールを開けた。。
テレビを点けるとどのチャンネルもクリスマス番組を放送していた。
しばらく携帯でYouTube見たり、
惰性でテレビを見ながら晩酌した。
「ピンポーン…」
時刻は夜中1時をまわろうとしている。。。
誰かな?と思い、
扉を開ける前に覗き穴から確認した。
たくみ君だ!!
「ガチャン!」
私はたくみ君不足だったのか、
お酒飲んでたからか、、、
思わず興奮してドアを開けた。
いつものたくみ君が立っていた。
もうハグしたくなっちゃうよぉ←
って少ーしだけ笑ったと思うと
って満面の笑みで
ケーキやオードブルが乗った皿を目の前に差し出した。
もーぅ、、、
かわいいーーー!←
いいよ、いいよ!!!!←
って扉を開いたら
たくみ君が入りながら……
あ、、、そっか、、、
もう12時を回っていた。
その言葉を言うたくみ君は
もうかわいいこと、、、!!!!(T∀T)
小首傾げるくらいにして、、、(T_T)
2人でテーブルに向かい合わせに座った。
ってたくみ君は私の話を聞きながら
オードブルとかの蓋を開ける。
さっきみんなとクリスマスパーティーした時に着けて貰ったサンタ帽をたくみ君に着けてあげた。
って照れながら笑うたくみ君もかわいいよ←
って言いながらオードブルにがっつくたくみ君。
多分それ…その勢いで食べるやつちゃうで…www
私はたくみ君のおいしそうに食べる姿を肴に
ビールを飲んだ。
私がそう言っても、
ブンブン首を振るだけで、
ご飯を食べ続ける……ww
ってたくみ君の手元を見るともう空です。笑
たくみ君は今度はケーキに手を伸ばす。。
たくみ君は私に目もくれず、
……ケーキだけを見つめています。
そんなたくみ君を私は幸せな気持ちで見つめた。
サンタの帽子を着けて、
ケーキをすごい勢いで食べるたくみ君。
幸せそうに食べるサンタさんだなぁ…
ふとたくみ君が手を止め、私を見上げる。
え、、、食べたい←笑
って私が言うと、、、
たくみ君はケーキを取ったスプーンを差し出してきた。
ん???
あーーん???💦
でもそのまま一口もらった。
やばい!!これおいしい!!!
?????
なに??????
その瞬間………
たくみ君が身を乗り出して、
私に近寄ってくる、、、、
ふと口元に手を伸ばしてくる。。
え、、、、、きゃっ////←
ものすごい距離感で、、、
私の口元に指でさっと触れたたくみ君。
笑いながらもニヤリと笑うその顔がずるい!!
って私が手渡した紙袋を丁寧に開けるたくみ君。
中からピンクの服を来たくまさんが出てくる。
たくみ君まさかのリアクションだった。
もっと喜ぶかと思ってたけど、、、、(^^;)
ってたくみ君がポケットから何か出した。
私の渡した小さな袋と同じもの………
って手渡された袋を開けると、、、
私がたくみ君用にと思って買ったくまが出てきた。
しかもピンク!!!www
ちょっとドヤってるたくみ君もかわいい←
まさかの奇跡!!!ww
たくみ君はそのままケーキを食べて、
満足そうに部屋を後にした、、、、
私はたくみ君からもらったくまを見つめた。
かわいいくまを……私は嬉しくて見つめていた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!