第110話

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2021/01/04 12:24


頭に熱を感じてボーーっとしてたのは、、、、

風邪をひいていたからでした。




とりあえず平日の仕事はなんとか風邪薬や
解熱剤を飲んで乗り越えました。


金曜日の夜はなだれ込むようにベッドへ入った。




だめだ、、、、、


本当にだるすぎる、、、、、、











次の日、何時なのかな………起きて、
水を飲みたくてベッドから出ようと立ち上がったけど、
無理だ、、、、、、


途中で諦めて地べたに倒れ込んだ。。







あ、、、、、

これマジでやばいやつだ、、、、、



携帯も遠いし、、、、
体動かない、
誰か助けてーーーーーーー










































「ピンポーン」

拓実
拓実
あなたさーーん♪
散歩行こーーーー(´▽`)
扉を開けてないのに、
そんな表情がわかるほど
ルンルンの拓実君が訪問したようだ。



拓実君、、、、
助けて、、、、、



私はほぼ声も出なくて、
頭の中ではこのまま拓実君が
帰ったらどうしようということで一杯だった。。

あなた
た、たくみ君………
精一杯出た声だった。。
拓実
拓実
??あなたさん??
どうしたん??
声は届いたようだった。。
あなた
た、たくみくん、、、助けて、、、、、
拓実
拓実
え、、?なに??
……………開けるで!?
そのまま拓実君は急いだ様子で入ってきてくれた。


私が床で倒れてるのを見るやいなや、、、、
拓実
拓実
ど、どうしたん!?💦
え、え、、、顔真っ赤やん💦
あなた
具合悪い………目の前が…ぐるぐる………
私のおでこに手をやる拓実君。。。
拓実
拓実
熱っっ!!!!
めっちゃ熱あるやん!!!!
って言ったかと思うと、私をお姫様抱っこした。

むしろその辺のことは後々思い出したことでその時は具合悪すぎて、拓実君が歩く振動すら辛かった。



JO1ハウスの前で
拓実
拓実
しょうくーーーーーん!!!!
拓実君がドアの前で叫ぶ声が遠くの方で聞こえるような感覚。




あとは朦朧と、、、、、、

拓実君に代わり奨君が私を抱き抱えてくれた事や、
リビング部屋で信じられない量の毛布にくるまされた事しか記憶になくて、あとはずっと寝てた。



息苦しくて、、、
途中嫌な夢も見た、、、、



JO1のみんなが解散してしまって、
この家から出て行く夢、、、、、

最後しおんに「全部お前のせいだ」って言われた。




拓実
拓実
………あなたさん…………?
遠くで拓実君の声がする。。。。

私は夢の中で大声で拓実君の名前を呼んだ。






突然体が大きく揺れる感覚。

あなた
!?
拓実
拓実
怖かったぁーーー………
って目の前で安堵する拓実君がいた。

全然それまでの記憶がきちんと思い出せない。。



あなた
……ごめん
…………怖い夢見た………
拓実
拓実
めっちゃうなされてるから、
このまま死ぬんちゃうかなって思ったぁー
しょう君
しょう君
うなされてるだけじゃ死なないだろ……笑
あなたさん少しは楽になった?💡
近くに座ってるであろう奨君の声が聞こえる……


あ、、、
断然楽になってる!!

私は体を起こそうとするけど、
拓実君に遮られました。
がっしり肩を持たれて再度寝かされました(^^;)


奨君もわざわざ立ってきてくれて、
しょう君
しょう君
今日は寝てなくちゃ!
もう少し休んだら部屋戻って良いから←
奨君が本当にお母さんに見えるよー(T_T)
すると、、、
バタバタと外の廊下から音が聞こえる。



勢いよく扉が開くと、、、
純喜
純喜
あなたーーーーー!!!
大丈夫かーーーーーー!?!?
ぜーはー言いながらハイパーデカボイスで心配してくれるじゅんきなんだけど、、、
拓実
拓実
うるさっ!!💦笑

ごめん、、、、
頭に響いて頭痛が増すよぉーー(T_T)

私は思わずこめかみを抑えた。
拓実
拓実
ほらぁー…
あなたさんじゅんき君のせいで頭痛くなってるやん!
純喜
純喜
え、あ、、、ごめん、、、
あからさまに小声になるじゅんき。。

あなた
ww
しょう君
しょう君
あ、笑った、、、、笑
純喜
純喜
え、、、ちょっと元気になったん?
まだ小声のじゅんきww
あなた
うん………
じゅんき……もうちょい元気分けて………
拓実
拓実
今日あなたさん甘えてかわいいから、
じゅんき君は部屋に戻ってて下さーい!笑
純喜
純喜
ちょ、、おぉい!!!何でやねん!!
あぁーーー痛っーー💦
またしてもこめかみあたりがジーーンと、、、
しょう君
しょう君
シーーー!
純喜
純喜
あ、シーーー!!
って自分でお口をシーって指で抑えるじゅんき。

これ見てるだけで熱が下がるような気がする。。
時折うるさいけど、、、←
拓実
拓実
もぉーーーっ!
って拓実君のムッとした顔もコントみたい笑
純喜
純喜
……でも俺…パワフルボイス出せないと元気あげれん………
小声続行のじゅんきww
しょう君
しょう君
どういうことなん?それwwwww
拓実
拓実
声で元気分けるんシステムなん!?www
あなた
たしかに……wwww
でもじゅんきっぽいwwww
純喜
純喜
はっ……また笑った!!
あなた
……ただここにいて?
それで十分元気もらえるよ(´ー`)
私はもふもふの毛布にくるまりソファに寝ながら
じゅんきに話しかけた。
純喜
純喜
え…………////
うん!!!(´ー`)
小学生みたいなじゅんきがキラキラ眩しく見えた。

だか!しかし!!!
じゅんきと拓実君にがっつりガン見される、、、

全然休まんないんですけど、、、、笑
あなた
ね、ねぇ、、、
2人でなんか話してて……欲しいな。
その声聞いてたい。。。
純喜
純喜
え……今日のあなたかわいいなぁ………
拓実
拓実
はいっw
部屋戻って下さーーい!www
あなた
wwww
しょう君
しょう君
熱があるからなのか、、、
妹感が増してる感じよねwww
あなた
え……そうかなぁー………?
拓実
拓実
(うんうん……)
あなた
/////
ともかく……みんなで普段通り話してて?
純喜
純喜
わかった!!!!!
小声なのにびっくりマークが見える!ww
拓実
拓実
小声なのに勢いがすごいwwwww
純喜
純喜
でも俺声デカいから……💦
あなた
いや、、、叫ばなければ大丈夫だよ。笑
しょう君
しょう君
叫ばなければって……www
拓実
拓実
だってじゅんき君すぐ叫ぶもんっww
純喜
純喜
だってテンション上がったら声もでかくなるやろ。
あ、、、普通の声になったwww
ちょっと控えめなボリュームだけどねww
拓実
拓実
いや、ならんならんwwwww


このケタケタ笑い声が響く室内が
一番落ち着く………


私はみんなの会話を聞きながら、
ずっと笑っていて、、、

気づくとそのまま寝てしまっていた。





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