うたた寝からまだ完全に復活出来ていない私は
ぽやーーーっと畳の上に寝っ転がりながら、
幸せを噛みしめていた。
本当にこんなことあってもいいのだろうか??
一緒にいてこんなに楽しい人達と
こんな素敵な旅館に…しかも貸切で、
優しくて大好きな人たちしか
今この旅館には泊まってないんだよ。
私は天井を見つめながら、
みんなと初めて会った当時の事を思い出していた。
私初めてみんなに会った時……
完全に大学の部活かサークルかと思ってた。。笑
「部活大変ですね」とか言ったこともあったな。笑
今じゃありえないね、、、
もう失礼だよね、、、、笑
思い出したら笑えてきたwwww
私は部屋で1人不気味に笑っていた←
「コンコン…」
部屋のドアを誰かがノックした。
私がドアを開けると、、、
って同じ部屋コンビの
蓮君と豆ちゃんが私を迎えに来てくれた。
私がそう言うと嬉しそうに顔を見合わせて笑ってる2人はこの世界の「癒し」をぎゅっとここに集めたような雰囲気だ。。。笑
私はそのまま部屋に戻り少し慌ただしく、
財布や貴重品を部屋の金庫に入れて、
スマホと鍵だけを持って、
浴衣の上に羽織るものを着て、、、
準備万端です!!!(`・ω・´)
って2人のかわいい弟君が
元気な姿ではしゃぎながら歩き出した。。。。
はぁーーーよきかなよきかな。。。笑
今日の夜ご飯は大広場的なところで、
バイキングとのこと。
大広場が結構広くて、
貸切なもんだからどこでも座り放題。
私は元気な2人に選択を委ねた。←
って私たちは窓際のテーブルに腰掛けた。
一応集合時間的なものがあったので、
お料理は順次用意されていってるけど、
スタッフさん含め全員が揃うのを待った。
待っている間、
私たち3人で蓮君がスマホで検索した謎解きゲームで盛り上がった。
まぁ、私はザコだったんだけど←
メンバーも散り散りに集まってきて、
スタッフさん方もちらほら席につきはじめた。
それにしてもJO1のこういう旅館浴衣姿って
なんとも言えない良さがあるなぁ。。。
少しゆるっと着る感じも、
みんなすごい似合ってて、
このまま写真撮影はじめられそう。。。笑
みんな仲が良いメンバーとかスタッフさん達とテーブルについていて、会場中話し声や笑い声で溢れている。
私はぼーーっと幸せな気持ちでその風景を見つめた。
って謎解きで盛り上がっていた2人に声をかけられた。
まだ眠くないよっ!!!笑
なんてかわいいんでしょう、この豆柴は。。。(T_T)
なぁんて話してたら、、、
ってなおとさんが全員集まった事を確認して、
1人立ち上がりその場を取り仕切るように話し始めた。
周りからパチパチと拍手が聞こえる。。
私も拍手していた。
「お隣さん」って本当部外者よねwwwwww
本当にそうなのよ、、、
なのに温かく拍手で迎えてくれた皆様に、
私は頭を下げずにはいられなかった。
ってしおんのいじってくる声が聞こえた。。。
それすら今は愛おしいです←
というなおとさんの音頭とともに、
会場中に「いただきます」が響き渡った。笑
私は豆ちゃんと蓮君と共に、
バイキングを取りに向かった。。。
どれもこれも全部食べたいほど、
美味しそうに見える。。。
とかって3人で一緒にまわりながら、
食べ物を前にはしゃぎまくっております←笑
横を通りかかったしおんに声をかけられた。
豆ちゃんが眩しい無垢な笑顔で私に問いかけた。
もちろんよぉーーーー(´▽`)
って変顔しながらしおんは立ち去っていった。。笑
それから蓮君は先にテーブルに戻って食べ始め、
私と豆ちゃんは一回お盆を置きに席に戻ったけど、
また2人で追加のお皿を取りに行った。
たぶん私全部一口ずつ取ったぞ!!(´ー`)
そしてお腹いっっっぱい食べました。。。
今日はゆっくり温泉に浸かって、
汗を流そう………(^^;)笑
ちょっと食べ過ぎたと後悔してます……←
そのまま私たち3人は食事が終わったので、
一緒に部屋に戻ることにした。
私はしみじみと言った。。。笑
って口を手で押さえて思い出し笑いしてる蓮君。。
温泉で泳ぐ人がここには
たくさんいるみたいだからね。笑
はぁーーー💕
想像しただけでわくわくしてきた(´▽`)
そのまま3人でくっちゃべりながら歩いてたら、
お互いの部屋の前に到着した。
お向かいさんだからね💡
あぁ………そうだね。
おしゃべりしながら行ったら、
お風呂までの道中も楽しいもんねっ♪
私たちはそのまま別れて、各自の部屋に入った。
私は部屋に戻るなり、
お風呂の準備をして部屋に置いてあったバスタオルを抱きしめ自分の部屋から出た。
そこにいたのは、
壁にもたれかかって私の事を待つ浴衣姿の蓮君でした。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。