私はすっかりすっきりした。
本当に単純ですねぇ←
けらけら笑う蓮君。。。
やっぱり私こういう雰囲気が本当に好き。
私はキッチンに向かって、
冷蔵庫からヨーグルトを出して
昨日買ったチョコのパンをオーブンに入れた。
蓮君はそう笑いながら
私が渡したオレンジジュースにストローを刺した。
「チーン」
私はヨーグルトとフルーツ缶を持って、
オーブンからパンを取り出した。
テーブルの蓮君の目の前に座った。
私はヨーグルトを食べながら言ってみた。。笑
こんな感じで楽しくブランチして、
私は片付けを終わらせて、
じゅんきを見に行く為に着替えようとした。。
あ、、、蓮君いた、、、、←
いや、おいっ!!!
気にしろよ!!!!wwww
そう言いながら、部屋を出た蓮君。
あぁーーー…
じゅんき見に行くの楽しみぃー(´▽`)♪←
着替えが終わって、外に出たら
太陽に照らされた蓮君が
手持ち無沙汰な感じで下を向いて待っていた。
なんか…その飾らない美しさに改めて心が震えた。
私を見るなりにっこり冗談っぽく言う蓮君
私も掛け合いに答えた。
2人でトコトコJO1ハウスに入った。
確かにリビング部屋はいつもより静かだった。
中に入ると奨君だけ、
いつもみたいにゆったりコーヒーを飲みながら
座っていた。
ってルンルンでじゅんきの部屋に向かった。
○○○号室前。。
「ピンポーン…」
一応インターホン鳴らしてみる。
ドアノブに手をかけると、
簡単に扉は開いた。。
本当……みんなセキュリティーよ!!💦www
小声でこっそり入ると、、、
室内はまだカーテンは閉まったままで
太陽の光が少し透けてるけど、部屋は暗い。
確かに少し室内はうっすらお酒臭い………
ベッドを見ると布団が盛り上がってるから、
まだあそこにいるんだろうな、、、笑
私は近づいてベッドを覗き込んだ。
やばいwwwwwwwww
おでん君になってるwwwww
私は笑いながらじゅんきに声をかけた。
寝起きだろうけど、
なんか辛そうにそう私に言ってきた。
私が勝手にここ入ってきたこととか、
完全スルーーーwww
でもさすがに具合悪そう過ぎて、
心配になって私はすぐさま冷蔵庫に水を取りに行った。
戻ると……
ベッドから気だるそうに純喜が上半身を起こしてた
そう言いながら純喜にペットボトルを渡した。
そう言いながらゴクゴクゴクゴク…
水を飲み干す勢いでペットボトルを傾ける純喜
そのまま一本飲み干した純喜……
すごい……w
相変わらず具合悪そうに、
気だるそうに話す純喜……
すごいレアな気がする………
私はそう言いながらじゅんきに向かって床に座った。
こういう時もツッコミは忘れない関西人……
私は「どんな理由で来てんねん」って一言に
このじゅんきを見て…
ひどいことしちゃったなぁと反省した
そう言って、またベッドに寝込むじゅんき。
こちらを向いて目の前で布団にもぐる
私も部屋を出よう。。
さすがにかわいそう。。。
そう言って、、
手だけ布団から出したじゅんきは
私の腕を力なく掴んだ。
私は思わずここにいてあげたいと感じた。
とっさにそう答えていた。
そう言うのが精一杯というような声で返事をした
すぐに寝息は聞こえて…
私の腕を掴んだ手は力なく
私の腕からゆっくり落ちて、、
私の手元でくしゃんとなっていた。
私は思わずじゅんきの手を握り、
早く良くなってほしいと願うことしか出来なかった。
私はしばらく純喜の様子を静かに見て、部屋から出た。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。