拓実君は自然に家に入って、私もその後に続いた。
手には紙袋にバレンタインのお菓子を携えて、、、
確かに大量のプロテインが積まれてあったら、
バレンタインというよりマッチョの日って感じだねwww
ってたくさんのグミを持っているしょーやの
嬉しそうな顔たるや、、、
私も嬉しくなりました(´ー`)
そこでみんな勢揃いしてるから、
私はこの時だ!!と思って、、、、
一気にみんなの顔が私の方を向く。。。
今更私は気恥ずかしくなって、
もじもじしていたら、、、、
ってしおんは冗談みたいに言ってるけど、
それなんですよ、、、、、
本当に持って来ちゃったんですよ。
私はあまりにも似合わないことをしてるからか、
本当に恥ずかしくなってきて、
顔から火が出そうになった。。。
いや、目の前で見てたのに、、、笑
ってみんなはしゃぎだしてくれて、
私は自分の気恥ずかしさが少しかき消されたように感じて助かってます。。。
そのまま私は1人ひとりに、
メンバーカラーのリボンがついた袋を手渡した。。。
拓実君に手渡した時に
目をまん丸くして私に聞いてくる拓実君。。。
って胸をなでおろしてる拓実君を見てると、
うそをついたことに少し胸が痛んだ。。。
ってかわいくお礼されて、
罪悪感がより少し増した。。。
そのまま1人ひとり渡し終わって、
みんな嬉しそうに受けとってくれました。
あのしおんですら、、、
あまり見ない満面の笑みで受け取ってくれました。
この私が!!って感じで信じられないような様子で
奨君が一番大きな声でびっくりしてる。
って私が渡したブラウニーをすんごく大事そうに見つめてくれる奨君に海より広い愛を感じました。
ってさっき渡したブラウニーをすでにもぐもぐしてるしょーやは「おいしいおいしい」と嬉しそうに食べてくれてる(´ー`)
お母さんとお姉ちゃんからもらってる事が
かわいすぎて、全然話が入ってこない←
私は再びみんなにぺこりと頭を下げた。
ってみんなの喜ぶ姿をたらふく見た後、
私はいつもの通りほっこりした気持ちで包まれていた。
すると奨君が大きな荷物を持って部屋に入ってきた。
あれ、、、奨君部屋から出てたんだ←
って手渡されたのは、
大きな紙袋から奨君が取り出した
色とりどりのバラの花束だった。
私は思わず声になり切らない
リアクションしか出来なかった。
私は奨君から花束を受け取って、
普通に驚きと感動で涙が出そうになりました。
純喜がわくわくしながら聞いてきたけど、
全然感動でそんなの気づけないです。。
私はもらった花束を見つめてみたけど、
カラフルなこと以外は特に変わったことは、、、
ん???
あ、、、、本当だ!!!
って言いながらも、
普通に涙が出てきちゃった。。。
だってこんなに助けてもらってるのに、
こんな日にこんな事までしてくれて、、、
って私が両手ふさがっているのを察知して、
私の顔をティッシュで
ポンポン拭いてくれている拓実君。
って大事な言葉だけど、
最後の方はもじもじしながら話す蓮君に
また私は涙が出てきてしまった。
私はサプライズ返しをされてしまった。
サプライズってこんなにびっくりして、
こんなに嬉しいんだね。。
そのままみんなに笑われながら、
私も自然に涙を忘れて気づけば笑っていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。