第152話

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2021/02/11 13:56



拓実君は自然に家に入って、私もその後に続いた。



手には紙袋にバレンタインのお菓子を携えて、、、

けーご
けーご
おおーー!!たくみ、
あなたさん連れて来れたのね!💡
純喜
純喜
おぉー!あなた!!!
ハッピーバレンタインやな!(´▽`)
あなた
みんなもたくさんもらったんでしょ?💡
れんくん
れんくん
しばらくお菓子買わんくていいよなww
しょう君
しょう君
俺はたくさんプロテインが届いたよww
しょうせい
しょうせい
奨君のとこだけ様子違ったっすもんねww
すかい
すかい
俺も飲ませてもらおーー
るき
るき
奨君のとこもうバレンタインの様子じゃなかったっすもんねwww


確かに大量のプロテインが積まれてあったら、
バレンタインというよりマッチョの日って感じだねwww
しょーや
しょーや
木全はグミでした(´▽`)
ってたくさんのグミを持っているしょーやの
嬉しそうな顔たるや、、、
私も嬉しくなりました(´ー`)
豆
僕本当に毎年幸せです(´▽`)
あなた
きっと豆ちゃんにこう言われて、
渡した人も幸せだと思うよ(´▽`)





そこでみんな勢揃いしてるから、
私はこの時だ!!と思って、、、、
あなた
あ、みんなさぁー………
一気にみんなの顔が私の方を向く。。。




今更私は気恥ずかしくなって、
もじもじしていたら、、、、
しおん
しおん
もしかしてあなたも俺らになんかくれるん??ww
ってしおんは冗談みたいに言ってるけど、

それなんですよ、、、、、
本当に持って来ちゃったんですよ。
あなた
あ、、、、、実はね、、、、
そうなんですよ、、、、、、////

私はあまりにも似合わないことをしてるからか、
本当に恥ずかしくなってきて、
顔から火が出そうになった。。。
拓実
拓実
えっ!!!!
俺らにはないのかと思ってたんやけど💦

いや、目の前で見てたのに、、、笑
れんくん
れんくん
えぇーーー嬉しすぎるぅーー
純喜
純喜
えっ!!ほんま!!??
あなたからバレンタインなんて、、
想像しとらんかった。。。
るき
るき
あなたさんも
意外にかわいいことするんすねww
しおん
しおん
あ、俺当てちゃった??(・ω・)www
ってみんなはしゃぎだしてくれて、
私は自分の気恥ずかしさが少しかき消されたように感じて助かってます。。。



そのまま私は1人ひとりに、
メンバーカラーのリボンがついた袋を手渡した。。。



拓実
拓実
あれ、、、、これって、、、、
拓実君に手渡した時に
目をまん丸くして私に聞いてくる拓実君。。。
あなた
うん、、さっき作ってたやつ、、、
みんなに渡す用だったの。笑
………でも驚かせたかったから、
内緒って言っちゃった…笑
拓実
拓実
えぇーーーなんやぁーーーー💦
なんか他の人に渡すんかと思ったやん!!
って胸をなでおろしてる拓実君を見てると、
うそをついたことに少し胸が痛んだ。。。
拓実
拓実
あぁーーー良かったぁーーーー
ってかありがとう。。

ってかわいくお礼されて、
罪悪感がより少し増した。。。
そのまま1人ひとり渡し終わって、
みんな嬉しそうに受けとってくれました。




あのしおんですら、、、
あまり見ない満面の笑みで受け取ってくれました。






あなた
あ、あのね、、、、
日頃の感謝だから、、、、
手作り……してみた////
しょう君
しょう君
えっ!?まじ!?!?
この私が!!って感じで信じられないような様子で
奨君が一番大きな声でびっくりしてる。


れんくん
れんくん
え、、ほんま嬉しい!!!!💕
拓実
拓実
ほんまやで!!!
今日あなたさん家行ったら作ってた💡
しょう君
しょう君
ええーーーーーー
あ、めっちゃうれしい!!
って私が渡したブラウニーをすんごく大事そうに見つめてくれる奨君に海より広い愛を感じました。
しょーや
しょーや
あ、、、これほんまおいしいっす!!
ってさっき渡したブラウニーをすでにもぐもぐしてるしょーやは「おいしいおいしい」と嬉しそうに食べてくれてる(´ー`)
あなた
あ、ありがとう!!
良かったぁーー////
豆
俺お母さんとお姉ちゃんからしか手作りもらえなかったから、普通にあなたさんからもらえてめっちゃ嬉しいっす!!!(´▽`)

お母さんとお姉ちゃんからもらってる事が
かわいすぎて、全然話が入ってこない←
あなた
本当、、、色々みんなに助けられてることばっかりだから、本当に感謝してます。
私は再びみんなにぺこりと頭を下げた。
すかい
すかい
全然なんにもしとらんけど、
それでこんなんもらえるんやったら
おやすいご用やで。(´ー`)
るき
るき
お城のシェフのより価値があるなぁ←













ってみんなの喜ぶ姿をたらふく見た後、
私はいつもの通りほっこりした気持ちで包まれていた。

すると奨君が大きな荷物を持って部屋に入ってきた。


あれ、、、奨君部屋から出てたんだ←

しょう君
しょう君
あなたさん💡
これは俺らから………
いっつもありがとう!!
って手渡されたのは、
大きな紙袋から奨君が取り出した
色とりどりのバラの花束だった。















あなた
え、、、、、、、なにこれ、、、、、
私は思わず声になり切らない
リアクションしか出来なかった。
れんくん
れんくん
欧米ではバレンタインは男の人が大事な相手にプレゼントとかするらしいから、俺らもそれに習って……( ´艸`)
私は奨君から花束を受け取って、
普通に驚きと感動で涙が出そうになりました。
純喜
純喜
なんか気づかん???♪
純喜がわくわくしながら聞いてきたけど、

全然感動でそんなの気づけないです。。
あなた
ん??なにかな???
私はもらった花束を見つめてみたけど、
カラフルなこと以外は特に変わったことは、、、
しょうせい
しょうせい
それ一本一本メンバーカラーっす(´▽`)
純喜
純喜
あ、ちょっと、しょーせい!
あなたが気づくまで言わんつもりやったのに!



ん???

あ、、、、本当だ!!!






あなた
え、、、、なにこれ、、、、、、
けーご
けーご
あ、、、泣く???www
あなた
泣かないよ!!!
って言いながらも、
普通に涙が出てきちゃった。。。

だってこんなに助けてもらってるのに、
こんな日にこんな事までしてくれて、、、



しおん
しおん
いやぁーーー………
ほんま泣くなやぁーーー💦
るき
るき
安定のパターンwwwww
拓実
拓実
あぁーー泣いちゃったーーー💦
って私が両手ふさがっているのを察知して、
私の顔をティッシュで
ポンポン拭いてくれている拓実君。
れんくん
れんくん
でもさ、、、
俺らほんまあなたさんいなかったらここまで来れんかったと思うから、、、今更なんやけど日頃の感謝、、、です///
って大事な言葉だけど、
最後の方はもじもじしながら話す蓮君に
また私は涙が出てきてしまった。


あなた
それは私のセリフだよぉーーー(泣





私はサプライズ返しをされてしまった。












サプライズってこんなにびっくりして、
こんなに嬉しいんだね。。

















そのままみんなに笑われながら、
私も自然に涙を忘れて気づけば笑っていた。






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