ん…????
だれだれ????
まだプデュちゃんと見てないから…
誰が誰だか。。。💦
そうしてみんなテレビの前でスタンバイ。
私の隣には蓮君と豆ちゃん
蓮君の横には拓実君
S4はもちろん最前線♪笑
動画スタート♪
え……こちらもイケメン過ぎない????
みんなかっこいいけど、
歌が…今聴くと…やばい…切なくなる。。
歌も終盤。。
「振り向かない 見たい描いた景色
逃げられない 切り拓いてく未来」
この歌詞で涙腺崩壊しそうになる。。
まばたきをして堪える。
(あなたの横顔を蓮はじっと見つめた。)
切り開いていこう。。
泣きそうになる自分に言い聞かせる。
振り返らない!
(蓮の横顔を見つめる拓実)
拓実side
なんで蓮君あなたさんを見てるんやろ。。
動画には一切目もくれず…
動画は終わった。
あなたside
「うぉーーーーーっ!!」
って男子のけたたましい声が聞こえる。
この小犬は……もうっ!!/////
すたこらさっさ…
連れ去られるあなた
あなたがいなくなったリビング。
そこには蓮、拓実、奨、るき、純喜、けいご
ヒョンLINEが残っていた。
蓮は自分が察したこと、あなたの様子
ちゃんとその場で丁寧に伝えた。
純喜は本当に悲しそうに…
るきはただひたすら無表情で…
けいごは全然聞いていないかのように飄々と…
奨君は下を向いていた…
拓実は…本当に悔しそうにしていた。
拓実のその言葉が切なく響いた。
一方そのころ…サバンナでは←
みんなを見てたらずっと大爆笑。。
はぁーーー…
なんか全部吹っ飛びそう……
私は5人の顔を見渡した。
みんな本当に楽しそうに
うるさすぎるほどはしゃいでる。。
私今ここに入れて……幸せ者だ。。。
そんな事を考えてみんなを見てた私に気づいて
………
……
…
こうしてUNOは続いたのであった。。。。
さぁ、帰る時間……
マンネLINEとあなたが戻ってきた…
ヒョンLINEは元気になったあなたを
なんだか心をなでおろして見ていた…
一人以外は……
いつもならすかいが送る役。。
スカイを押さえて拓実が前にでる。
そうして二人で共用玄関から出た。
拓実side
そうしてふふっと笑うあなたさん。
…あなたさんの玄関前に着いた。
そう玄関の扉を開けるあなたさん。
ごめん、いやがるだろうけど……
俺はあなたさんの部屋の玄関に
半ば無理やり入った。
ドアを閉めて、右手で後ろの鍵を閉めた。
ごめん…
でもそんな顔されたらあかん……
「ぎゅ」
俺はあなたさんの手を引いて
抱き寄せた。
あなたさんの腕は
俺にはまわらない。
抱きしめながら思わず言ってしまった。
……もう辛そうなん見てられん。
俺は思わず腕に力を込めた。。
ごめん、俺あなたさんの彼氏に
…今だけはなりきらせてもらいます。。
今だけは泣いて、気持ちを出して欲しい。。
あなたside
「泣いてええで」
だめだよ。。。
だめだよ、
でもごめん、
無理だ。。。。
この腕、この胸、この感じ…
私もう彼に抱きしめてもらえないんだな。。
そう思うと思わず涙が流れた。。
拓実君じゃないのに……
私の鼻が鳴って
泣いてるのがわかったのか…
苦しいほど抱きしめられた。
私は抱き返さず
ひたすら泣いた。
これは自分の中ではずるいやつだよ。。
だめだよ、、こんなの
わかってるけど、これはだめだよ、拓実君。。
ようやく泣きやんだ頃…
私から離れた拓実君。
そう言って私の手を握った拓実君。
親指はさっきの蓮君みたいに私の手の甲を撫でていた。
そう言って綺麗な眼差しでそう言う拓実君に
私は涙が流れるのも忘れ、見入っていた。
そう言って笑顔で私の頬を手のひらで包んで
親指で私の涙を拭った。
そういって優しくほほえむ拓実君。
急になんだか我に返る。
そうして頭を撫でる拓実君。
私は手を振って彼を部屋から出した。
そして彼は笑顔のまま部屋を出た。。
鍵を閉めた後……
何も考えられず、ただ呆然としてしまった。。
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すみません。。
めっちゃ長くなってしまいました。。
でもここまで書ききりたくて、
読んでて疲れてしまったらすみません。。
自己満です💦
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!