部屋に戻って、、、
昨日洗濯したスカイ君の上着が目に入った……
あ、、、
せっかくJO1ハウス行ったのに、、、
ついでに返してくれば良かった。
今いるのかな、、、??
お仕事かな……??
とりあえず再度JO1ハウスに向かった。
スカイ君の部屋は、、、
確か○○○号室、、、、、
オートロックのインターホンを押した。
「ピンポーン…」
……………………………………………
やっぱり仕事かな、、、?
あ、、いた!!💡笑
けだるそうな声に少し嬉しくなった。
って共用玄関の扉の鍵を開けてくれた。
スカイ君の部屋は、、、
あ、蓮君の部屋の隣だったのか、、、💡
「ピンポーン…」
扉の外から声をかけてみた。
「がちゃ」
扉はすぐさま開いた。
って扉の間から男らしく話してくれるスカイ君。
玄関先で上着の入った紙袋を手渡した。
スカイ君って背が大きいから、
なんか良い意味で見下されている感じがして
男らしさをいっそう感じる。
ドMの方にはおすすめです←
そのままスカイ君にバイバイして、
扉は閉まった。。
よし、これでおうけい!!(´ー`)
スカイ君には本当に感謝しかないなぁ。
どうしてあんなかっこいいのかなぁ。。
本当スーパーマンに見える!!
……とか考えながらぽーっと廊下を歩いてたら、、
「ガチャっ」
扉が開く音がして、振り返った。
あ、、蓮君だ、、、、
なんかぎこちなくなっちゃう。。
自分が情けないよ、、、
気にしてない風に振る舞いたい。
前みたいにきゃっきゃしたいのに、、、
って言いながら自分の部屋の扉を大きく開けて、
私を部屋に招き入れようとしてくれた。
うん、、ちゃんと話そう。
蓮君の部屋に入った、、、
いつもならテキトーに座るんだけど、
正直挙動不審です。。
なんか朝のこと思い出したら
自然に振る舞えないよ!!!
私は立ったまま、キョロキョロしてた、、、
私を見て笑う蓮君、、、
私よりずっと大人だな、、本当。
蓮君にはたいした事じゃなかったのかな?
私は座りながら蓮君に向かって先に口を開いた。
私の目をじっと見て話を聞いてくれる蓮君。
やっぱりうまく言えないな、、、、
でも布団に一緒にいる時に
ほっぺたを触るなんて………
誘ってるみたいだよね、、、、
本当自分アホで最低
私は誠心誠意謝った。。
だってあの私の行動は
本当に最低すぎたから、、、
本当はこんな自分と向き合いたくなかったけど、
私は謝らなきゃならないし、向き合う義務がある。
って急なキャラ変の蓮君。。。
私は思わず吹き出してしまった。。w
にこやか笑う蓮君。
その瞬間蓮君の顔は真面目な表情に変わった。
私は聞き入った。
蓮君も人間なんだなぁ……
蓮君のこんな姿見たことなかった。
でもそれは私のせいなんだよ、、、
私は思わず蓮君に向かって声をかけた。
私の言葉を遮って、、
え???
「ありがとう」??
私はぽかーーーんだよ。
蓮君も首を傾げて話してる……
にこにこ蓮君に戻ってる。。
でもありがとうと言われると
私の罪悪感も、、、
自己嫌悪もふわっと軽くなった気がする。
ってケラケラ笑ってる蓮君。
ありがとう、、、
やっぱりこういう雰囲気で今の私は十分だよ、、、
かわいいし、
嫌わないよあんなことで、、、💦
私はそのまま蓮君の部屋を出て、
すっきりした気持ちでJO1ハウスを出た。
今日はなんだかんだすごく良い日だった。
とっても長く感じたけど、、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。