第100話

98
2,911
2020/12/24 12:58


部屋に戻って、、、
昨日洗濯したスカイ君の上着が目に入った……





あ、、、
せっかくJO1ハウス行ったのに、、、
ついでに返してくれば良かった。



今いるのかな、、、??
お仕事かな……??

とりあえず再度JO1ハウスに向かった。
スカイ君の部屋は、、、
確か○○○号室、、、、、
オートロックのインターホンを押した。

「ピンポーン…」


……………………………………………



やっぱり仕事かな、、、?



すかい
すかい
……はーーい?
あ、、いた!!💡笑

けだるそうな声に少し嬉しくなった。


あなた
あ、、スカイ君??
すかい
すかい
!?
あなたさん??💡
あなた
うん(´ー`)
昨日の上着返したくて、、💡
すかい
すかい
あ、今開けるなぁ(´ー`)
って共用玄関の扉の鍵を開けてくれた。




スカイ君の部屋は、、、

あ、蓮君の部屋の隣だったのか、、、💡




「ピンポーン…」
あなた
スカイくーん。
扉の外から声をかけてみた。


「がちゃ」
扉はすぐさま開いた。
すかい
すかい
わざわざ良かったのに……
次会った時で良かったで?💡
って扉の間から男らしく話してくれるスカイ君。

玄関先で上着の入った紙袋を手渡した。
あなた
本当に助かった、、、
服本当ビリビリだった、、💦笑
すかい
すかい
…………捨てたん?
あなた
うん、すぐさま捨てたよww
あなた
見てたら思い出しそうだし、、💦笑
すかい
すかい
……そんじゃ捨てて正解やな。
スカイ君って背が大きいから、
なんか良い意味で見下されている感じがして
男らしさをいっそう感じる。

ドMの方にはおすすめです←

あなた
ごめんね、部屋でゆったりしてるとこ💡
これ返しに来ただけだから、
………またね(´ー`)
すかい
すかい
んーー…
外明るいけどほんま気つけや!
そのままスカイ君にバイバイして、
扉は閉まった。。

よし、これでおうけい!!(´ー`)

スカイ君には本当に感謝しかないなぁ。
どうしてあんなかっこいいのかなぁ。。
本当スーパーマンに見える!!
……とか考えながらぽーっと廊下を歩いてたら、、


「ガチャっ」

扉が開く音がして、振り返った。
れんくん
れんくん
スカイんとこ来とったん?💡
あ、、蓮君だ、、、、
あなた
う、うん、、、
昨日の上着返しに来たの、、、
なんかぎこちなくなっちゃう。。

自分が情けないよ、、、
気にしてない風に振る舞いたい。

前みたいにきゃっきゃしたいのに、、、
れんくん
れんくん
…ちょっと……話さん?
って言いながら自分の部屋の扉を大きく開けて、
私を部屋に招き入れようとしてくれた。



うん、、ちゃんと話そう。

蓮君の部屋に入った、、、

いつもならテキトーに座るんだけど、
正直挙動不審です。。

なんか朝のこと思い出したら
自然に振る舞えないよ!!!


私は立ったまま、キョロキョロしてた、、、

れんくん
れんくん
キョロキョロしすぎ……ww
座って??(´ー`)
私を見て笑う蓮君、、、
私よりずっと大人だな、、本当。

蓮君にはたいした事じゃなかったのかな?


あなた
あ、、、私先話して良い?
私は座りながら蓮君に向かって先に口を開いた。
れんくん
れんくん
うん(´ー`)
あなた
あの、、さ、、、、
私の目をじっと見て話を聞いてくれる蓮君。
あなた
朝のことね、、、、
私が…ごめんね……
やっぱりうまく言えないな、、、、


でも布団に一緒にいる時に
ほっぺたを触るなんて………
誘ってるみたいだよね、、、、


本当自分アホで最低




れんくん
れんくん
あなたさんが謝らんで、、、
あなた
ううん、、、本当自分最低。
本当にごめん、、、
私は誠心誠意謝った。。
だってあの私の行動は
本当に最低すぎたから、、、


本当はこんな自分と向き合いたくなかったけど、
私は謝らなきゃならないし、向き合う義務がある。
れんくん
れんくん
……謝ったら…………
もう口きかないよっ(`・∀・´)
って急なキャラ変の蓮君。。。
あなた
なにそれ……ww
私は思わず吹き出してしまった。。w
れんくん
れんくん
……俺も話していい?💡
にこやか笑う蓮君。
あなた
う、うん。
その瞬間蓮君の顔は真面目な表情に変わった。
れんくん
れんくん
俺はあの時本当にキスしようとしとった。。でも俺の正直な気持ちやったよ。
でもあなたさんに声かけられて、
ハっとした。。。
私は聞き入った。
れんくん
れんくん
みんなにちゃんとしようって言いながら
……裏切るところやった、、、
蓮君も人間なんだなぁ……
蓮君のこんな姿見たことなかった。

でもそれは私のせいなんだよ、、、
あなた
でもそれは、、、
私は思わず蓮君に向かって声をかけた。
れんくん
れんくん
だから!!!
私の言葉を遮って、、
れんくん
れんくん
あなたさん……ありがとう。。。

え???
「ありがとう」??
あなた
なんで………??
私はぽかーーーんだよ。
れんくん
れんくん
んーー…
俺の大事なもの守ってくれた?から??
蓮君も首を傾げて話してる……
れんくん
れんくん
ともかくありがとう!!(´▽`)
やっぱりあなたさんのそういうとこ
ほんま好きや、、(´▽`)
にこにこ蓮君に戻ってる。。

でもありがとうと言われると
私の罪悪感も、、、
自己嫌悪もふわっと軽くなった気がする。
あなた
全然ピンとこないけど、、、
私こそ、、ありがとう。。
れんくん
れんくん
いやぁー…
俺ほんま嫌われたかとか
色々考えてしまったんよぉwww
ってケラケラ笑ってる蓮君。

ありがとう、、、
やっぱりこういう雰囲気で今の私は十分だよ、、、

あなた
嫌わないよwwwww
でも私もずっとモヤってたwww
れんくん
れんくん
wwww
あなたさんの部屋行こうと思ったんやけど
ビビって行けんかったwwww

かわいいし、
嫌わないよあんなことで、、、💦
あなた
私はこうして笑いあえるのが
本当に大好きだよ(´▽`)
れんくん
れんくん
……ん、俺もこっちのが今はいい(´ー`)
あなた
うん(´ー`)
れんくん
れんくん
話聞いてくれてありがとう(´▽`)
あなた
ううん、私こそ
話しようって言ってくれてありがとう。
私はそのまま蓮君の部屋を出て、
すっきりした気持ちでJO1ハウスを出た。




今日はなんだかんだすごく良い日だった。
とっても長く感じたけど、、、





プリ小説オーディオドラマ