第22話

22"
2,336
2018/08/26 13:07





~ゆんぎ退院の日
you
you
ゆんぎ…
ゆんぎ
ゆんぎ
あなた、やっぱ俺仮病しよっかな。
you
you
あほ!!泣
ゆんぎ
ゆんぎ
あれぇ~あなたちゃん泣いてるの~?
you
you
うるさいし!
you
you
やっぱ、ゆんぎ行かないで~泣



私はゆんぎに抱きついた。
ゆんぎ
ゆんぎ
大丈夫。また会えるよ。
you
you
え?
ゆんぎ
ゆんぎ
だから言ったでしょ。
you
you
あ~
ゆんぎ
ゆんぎ
俺お前助けるから。
you
you
うん、待ってる
ゆんぎ
ゆんぎ
ひひ、待ってろよ



そう言ってゆんぎは私の頭をなでなでした
you
you
ふふ



ぷるぷる



ゆんぎの電話がなった。



ゆんぎは何かを話して電話をきると
ゆんぎ
ゆんぎ
俺、ほんとに行かなきゃだ。
you
you
ゆんぎ…
ゆんぎ
ゆんぎ
最後にこれ、あげる



それは私が前から欲しいと言ってたピアノの楽譜だった


you
you
ありがと…
ゆんぎ
ゆんぎ
ずっと持ってろ、
you
you
わかった!
ゆんぎ
ゆんぎ
無くすなよ~
you
you
はいはい笑


ゆんぎ
ゆんぎ
じゃあ、ね。
you
you
うん、
ゆんぎ
ゆんぎ
また来るから。
you
you
絶対だよ?約束。



私達は指切りげんまんをした。
ゆんぎ
ゆんぎ
俺、絶対あなたのこと助ける、
you
you
ゆんぎドクター!
ゆんぎ
ゆんぎ
待ってろよw
you
you
うん!
ゆんぎ
ゆんぎ
だからさよならは言わないでおくわ。
you
you
分かった。
ゆんぎ
ゆんぎ
ありがとな。色々と。
you
you
うん。ありがと。




"大好きだよ"




お互い抱き合いながら言葉を交わした。
































ーーーーーー数年後ー



👨‍⚕️『では、また今度』
you
you
はい、ありがとうございました。




あ−あ。これも何回目だろ。




そう思って歩いていると


ど ん

誰かにぶつかる。
you
you
あっ。


いつも持ち歩いていたゆんぎからもらった楽譜を落としてしまった。



??『これって…』
you
you
あ、あぁごめんなさい!!



下を向いたまま立ち去ろうとすると


??『待って!!』
you
you
え?



顔を上げると
you
you
ゆんぎ!!!!



そこには白衣を着たゆんぎが居た。
you
you
ほ、ほんとに来てくれたんだね…泣
ゆんぎ
ゆんぎ
あなた…泣
ゆんぎ
ゆんぎ
この楽譜、まだ持っててくれたんだ…泣
you
you
当たり前じゃん。
you
you
白衣姿のゆんぎ…かっこいいよ///
ゆんぎ
ゆんぎ
あ、ありがと。
you
you
いつものとこ行く??
ゆんぎ
ゆんぎ
うん、



~屋上
ゆんぎ
ゆんぎ
わぁ~この感じ久しぶりだ~
you
you
ふふ
you
you
ゆんぎ、ほんとありがと、
ゆんぎ
ゆんぎ
あなたも、俺のこと待っててくれてありがと。
you
you
大変だった?
ゆんぎ
ゆんぎ
うんw俺頭悪いし0からだったよ
you
you
そっか笑




それからは2人で思い出話をした。








<you>
手が動かないという環境から救ってくれたのは君だった。





病気のことなんて忘れられたんだ。





君はこんな言葉をかけてくれた。



『もう1人じゃない。俺がお前を助けるからな。』
<SG>




出会った君。




君はピアノが好きなのにピアノを弾かないんだ。



君に会うたびに、その透き通った瞳に引き込まれていった。




俺は君を助けたくてこんな言葉を口に出した



『もう1人じゃない。俺がお前を助けるからな。』




__________________







私達は最後に言い合った



"愛してる"


って





_______ピアノを弾かない君end

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