「東京、着いたーっ!」
来週から東京の大学に通う。
そのため今日は埼玉から引っ越してきた。
(まずは、マンションに行こーっと)
埼玉より高いビル、多すぎる人混みに困惑しながらもなんとかマンションに辿り着くことが出来た。
「管理人さんに挨拶しに行かなきゃだな」
すぐに管理人室を訪ね、
挨拶を終えると
管理人「あれ?○○さんって今日から入居だったっけ」
驚きの返事が返ってきた。
あなた「え…え?!今日からの予定ですけど…」
管理人「ちょっと待ってね、確認して来る」
そう言って席を外しパソコンを見に行った。
この時はまだ、明日入居予定なのに今日来てしまったんだろうとしか思わなかった。
後にこんなことが起きるなんて…
ーアバがまだ出てなくてすいません . 次回からあなたのお兄ちゃんとしてアバのどなたかが出演しますよ .
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。