Mizuki_
ふかふかしてて暖かい…。
そんな気持ちよさに包まれて目を開けると、隣にはなぜさSixTONESさんがいた。
井上「な……で…」
松村「瑞稀」
森本「瑞稀っ大丈夫っ?」
井上「なんで……」
田中「瑞稀が慎太郎に電話かけたんだよ。とりあえず熱測ろっか?」
井上「はぁい……」
樹くんにされるがままに熱を測られる。
でも俺、なんで慎太郎くんに電話なんか……。
全く記憶にない…。
田中「38.2。高ぇな。これで1人でいたのかよ」
井上「…あさ……37…」
田中「上がったってことね。1人でよく頑張ったな。はい、これ飲んで寝てな」
井上「、はぃ……」
渡された薬を飲んで布団に潜る。
でもやっぱいつもと違くて、なんだろ……寂しくて…。
、言ってしまった……。
井上「、て……つなぃで、ほし……」
「「「……!」」」
森本「繋ぐ!」
松村「繋ぐ」
京本「俺っ」
ジェシー「たまには譲って!」
田中「あーうるさい。瑞稀。誰がいーの?」
井上「んぇ……え、と…ゆ、ゆご、くん…」
髙地「え、俺?、いーけど…はい、どうぞ」
井上「んふ……」
差し出された優吾くんの手を繋いで、その安心さから、俺は眠った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!