そう、僕たちはあれから、本当に遊園地内の乗り物を全制覇しちゃって…
僕の大嫌いな絶叫系にもたくさん乗りました…
それにしても…遊園地なのに、絶叫系ってあんの!?
パンフレットでは、そこまで怖い感じでかいてなかったから乗ってみたのに、結構怖かったな
なんて思っているとテヒョンが水と…大量の紙袋を持って帰ってきた。
ー車内ー
まずは一番小さな紙袋から手に取って中に入っている小さな箱を開ける
パカッ
突然の嬉しいプレゼントに涙が出てきた。
ええ、これって、全部、
プレゼントはとにかくたくさんあって、ブランド物のアクセサリーに、カバン、靴、服、さらに、コーヒーメーカーや、枕、掃除機に、最新ゲーム機などなど……。
僕がほしいものがほんとに全部つまってた
だって、最近テヒョン僕に
今、欲しいものは何!?
しか、聞いてなかったもん
こんな時にでさえ友達って、言葉を口にするのが苦しかった
僕はバカだな
いま、少しだけ、僕がテヒョンと付き合っていたんだったらもっと楽しかったのかな…って思ってしまった
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。