第9話

パーティー
3,384
2021/01/27 10:30
ジン
ヤー!ジミナ、今日は、僕が朝から腕を振るって料理を沢山作ったから沢山たべろ!!!
ジミン
ジミン
わー、ありがとうございます!!!
でも、そんなに次々お皿に乗せなくても笑
ジョングク
あー、またそんなこといって!ヒョン駄目ですよ!最近、ヒョンはほんとに何にも食べてないじゃないですかぁー!
ジミン
ジミン
そんなことないよ笑
正直言うと、さっきテヒョンと行った遊園地のフードコートで沢山食べちゃったからもうお腹はいっぱいなんだよなぁ笑
テヒョンはどうだろうと、見てみると、
テヒョン
テヒョン
ヒョーン!これ、美味しいですね!味薄いけど笑
なんて、いいながらバクバクと食べていた。
テヒョンの隣のシュガヒョンも
シュガ
お前痩せてるのにほんとよく食べるよな
って呆れ顔でいってる笑
ほんとになんでこんなに、食べてても太らないのか僕には不思議でしかない
ジミン
ジミン
テヒョン、お腹いっぱいじゃないの?
テヒョン
テヒョン
ん?
ジミン
ジミン
だって、遊園地でも沢山食べてたのに‼
テヒョン
テヒョン
んー、ジミナのせいかも
ジミン
ジミン
え、なんで?
テヒョン
テヒョン
……やけ食い
やけ食い?なんでだろ、
理由が知りたくて、もう一度聞き返しそうとしたときにはテヒョンはもう、目の前にあるたくさんの料理に目を向けていたから聞き返すことはできなかった







そうして今年も、
長くて、短い、僕の誕生日が過ぎていく。
ジェイホープ
じゃあ、そろそろあれしましょ!ヒョン!
夜の9時を過ぎて、パーティーも後半に向かってきていたとき、ホソギヒョンが大声で言った
シュガ
あー、やるか、あれ。
ナムジュン
ジミナ、絶対僕の誕生日プレゼントが一番豪華だからな!楽しみにしてろ〜♪
ナムジュニヒョンはそういいながら、立ち上がり、自分の部屋に消えていった
それに続き、他のメンバーも各自部屋に消えていき、残ったのは僕とテヒョンだけになった
ジミン
ジミン
……
テヒョン
テヒョン
……
ちょっとだけ気まずいなぁ笑
なんて思っていると
テヒョン
テヒョン
……ジミナ、他のメンバーからのプレゼント、イヤホンだけは絶対に貰わないでね?
すごーく小さな、テヒョンにしては珍しい自信の無さそうな声で言ってきた
ジミン
ジミン
え、でも、僕、ここ最近一番ほしいのがワイヤレスのイヤホンなんだけど?
テヒョン
テヒョン
…知ってる
ジミン
ジミン
ええ〜、じゃあ、いーじゃん!
テヒョンがこんなにも、僕に真剣な顔で話してくるのは珍しいからちょっとだけびっくりする。
テヒョン
テヒョン
知ってる、知ってるけど駄目。
ジミン
ジミン
でも、イヤホンのことなんかでどーしてそんなに真剣なんだよ笑笑
やば、こらえてたけど、思わず真剣な顔が可愛い過ぎて笑ってしまった笑
すると、テヒョンも笑って
ちょっとだけ、恥ずかしそうに、
テヒョン
テヒョン
確かに…
でも、だめだからね!!!
って言ってた
可愛いすぎかよ…
ジミン
ジミン
ちょっと、今の顔もう一回!
ジミン
ジミン
写真とるって!
テヒョン
テヒョン
えー、なんで!笑
ジミン
ジミン
いーじゃん、いーじゃん!
テヒョン
テヒョン
えぇー笑
どうしよっかなぁー笑
こうしてふざけてると時間を忘れる
ほら、もう、みんなリビングに戻って来ちゃってた笑
シュガ
お前らの世界観にはまじでついていけねーわ笑
ジェイホープ
ほんと、クオズはすぐにイチャイチャするからなぁー!
クオズ
えへへ…ごめんなさーい笑
ナムジュン
まぁ、仲が良いのはいいことだぞ!うん!じゃあ、そろそろ始めるか!
そして、じゃんけん順で、プレゼントは
ジョングク→ジェイホープ→ジン→シュガ→テヒョン→ナムジュン
となった
ジョングク
ええ〜、僕最初なんですかぁ〜?
シュガ
じゃんけんで決まったから文句言うな笑
ジョングク
あー、ナムジュニヒョン羨ましいです…
ナムジュン
いーだろ笑
ジョングク
でも、一番最初って印象残りますよね!
プラスに考えることにします!笑
ジミン
ジミン
グガは、そうやってポジティブなところがいいよね笑
ジョングク
いやぁ…、ジミニヒョンに言われると照れますねっ笑
テヒョン
テヒョン
グガ早く!!!
ジョングク
はーい
ジョングク
えっと、僕からのプレゼントはこれです!!!
ジミン
ジミン
わっ!これ、僕がずっと欲しかった時計じゃんっ!
ジミン
ジミン
グガありがと〜♡明日からさっそくつけるね!
ジョングク
やったっ!





そうやってニコッとするグガはもう、うさぎを通り越して天使だった👼

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