私たちは今、グループ分けのクジを引くために列に並んでいる。
ドキドキしながらクジを引くと、私は赤色だった。
赤チームのコート向かったのは私と志麻くんとセンラだけで、さかたんとうらたんは悔しそうな顔を見せている。
そう言って、2人は向こう側のコートに走っていった。
2人に守られなくても、私だって勝負できるのに。
ニコッと微笑みかけると、志麻くんは顔を真っ赤にして照れてしまった。
少しすると、開始のブザーがなった。
ブザーがなった瞬間、4人は雪玉を投げ合っている。
楽しそうにしている彼らはとっても可愛らしい。
あとがき
遅くなってごめんね!
ヒメちゃん、つぎよろしく!ヽ(*´^`)ノ
それじゃ、おつりゅう!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!