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第1話

→LOVE YOU←
駅の改札口の前で私は彼を待っていた。
5分…10分…なかなか来ない。
あなた

遅いな…

スマホを見て時間を確認したり、LINEが来ていないか見てみる。
隼人から言ってきたのに。
来ない…と思っていたその時
甲斐隼人
お待たせ。
やっと来た。
あなた

遅いよ。待った。

甲斐隼人
悪かったって。支度に手間取った。
あなた

ホントかな。

甲斐隼人
ホントだって。
あなた

しょうがない。信じてあげる。どこ行く?

甲斐隼人
あー、テキトーにフラフラしようぜ。
あなた

はいはい。

こうやって彼氏の言うことを聞いてあげるのも彼女の役目。
甲斐隼人
お、ここ寄ってかねぇ?
あなた

いいよ。

隼人が入って行ったのは、ロックやダンス系の商品が置いてある雑貨屋だった。
甲斐隼人
イケてんのあんじゃん。ちょっと見てく。
目をキラキラさせながら隼人はTシャツやキャップを楽しそうに見ている。
私もせっかく来たのだから店内に目を通す。
甲斐隼人
あなた見ろよ。これ。イケてねぇ?
隼人はTシャツを持ってきて私に見せてきた。
黒地のシャツにはピンク色で英語の単語がたくさん書いてあった。
その一つに「Candy」とあった。
あなた

キャン、ドゥ?何これ、100均のTシャツ?

甲斐隼人
はっ!?キャンドゥって。キャンディだろ。こういう店に100均の物置いてあるわけねーじゃん。あなたってたまに天然だよな。
あなた

はは、そっか。そうだよね。

よくよく見ればキャンディだった。
甲斐隼人
ったく。あなたといると飽きねぇな。なぁ、せっかくだからお揃いの物買おうぜ。
あなた

うん、いいけど。

甲斐隼人
待ってろ。俺が選んでやる。
そう言うと隼人は2個のキャップを持って来て一つを私に被せた。
甲斐隼人
こっちに鏡あるぞ。
手首を掴まれて鏡の前に着くと。真っ直ぐ鏡を見る。
そこにはまた英語が書いてあった。
LOVE YOU→
あなた

ラブ、ユー

甲斐隼人
正解。俺のも。
今度は間違えなかった。
隼人のキャップにも同じく
←LOVE YOU
とあった。
これって…
甲斐隼人
ペアキャップっつーの?こうやって2人で並ぶとお互いがお互いを愛してるって意味になるんだぜ?いいだろ。
あなた

へぇ…いいね!気に入った。ありがとう、隼人。愛してる。

甲斐隼人
俺も。あなたのこと愛してる。
LOVE YOUキャップを被りながら私達は鏡の前でそっと口付けを交わした。





-Fin-