第124話

柔らかい土なんぞ(hjyh
71
2024/08/15 15:33 更新
hj side
また、見てる。ここじゃないどこかを。誰かを偲ぶように、ひとりでいる。今日は特別に夏だから、タオルでも被って、だだの一瞬ボールの跳ねるコートから、隣からいなくなるのだ。

ようへいくんが何を考えていても自由だけど、もし「見送り」をしているんだったら、行かないと。部下のことなら尚更。それと、ようへいくんのほうがぽっくりいっちゃいそうで、危なっかしいし、亡くなった人のじゃなくて普通の発見者も兼ねてね笑

hj「いやー、暑いっすね。ようへいくん 」


yh「そうですね……。暑いしか出てこない 」


hj「ようへいくん俺まださ、来年もバスケやるから、参加してくれる? 」

yh「え、それは……はい、もちろん 」


hj「うん、ありがと。来年は週3回とかにしようかな笑 」

yh「もはや部活動じゃないですかそれ笑 」

yh side
たまにある社長の突拍子もない一言。暑さでヤケになったってことにしておこう。ヤケにしては随分優しいけどね。
さよならを振る手、悪手で止まってる。どうせ今は動けない。なにもかも茹だるような酷暑だし。なら僕も「ヤケ」に乗る。煩わしくて、蒸し暑い善意に。





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