第119話

対岸の火事もかかれ
158
2023/12/16 13:19 更新
対岸の火事をもかかれ

yh「はあ……一旦終わりかあ 」


hj「そうですね。なんか、ひと区切りがついたような、一つ仕事を終えたような…… 」


yh「この5年間ほんとにあっという間でした……。目まぐるしかった。変わり続けること悩んだし、考えましたし……。でもそれ以上にみんなで動画を、畑を作ることが楽しかった。かけがえのない時間です 」

hj「俺も楽しかったです。ただ、僕はなかなか出られない時もあったすけど…… 」


yh「はじめくんもうそのころから忙しかったっすもんね……。」


hj「ははは……ありがたいことに色々……。忙しい中で、畑のこと任せっきりにしちゃって、動画から知ることもあったなあ。それでももう一度畑と俺を繋げてくれたの、嬉しかったです。畑のみんなもだけど、ようへいくんありがとう。みんなの橋渡しになってくれて 」


yh「やっぱり……はじめしゃちょーの畑ですから。はじめくんがいないと。正直言うと……はじめくんと仕事したかったんです。はじめくんの仕事手伝えたらって思ってました 」


hj「本当にガチて助かってます。サブちゃんはじめ諸々の編集とか、事務処理とか助かってます……。畑含めスタッフさんいないと俺を生きていけないです笑 」


yh「いやいや、そんな…… 」


hj「いやいやいや……笑 」


yh「いやいやいや……ってなんですかこれ笑 」


hj「確かに笑。なにやってんですかね俺たち 」


yh「ふは、ほんとに笑 そういうところも含めて……あなたのこと上司として、人として出会ったときからずっと、尊敬してました。畑は活動を休止しますが、今後も部下としてはじめくんのこと支えますんでよろしくお願いします 」


hj「は、はい……。こちらこそ、お願いします……。末永く 」


yh「末永くって……そんな結婚じゃないんですから……笑 」


hj「僕はそのつもりでしたけど? 」


yh「えっ、あの……変な話、変な話じゃないですけど、その……恋愛対象としてですよね? 」


hj「そうなりますね 」


yh「な、なるほど……。えっと、俺はじめくんが望んでるような関係にはなれないすよ…… 」


hj「それは百も承知です。無理強いする気もないですし、もしようへいくんがずっとここにいてくれるなら、そういう形もありなのかなと思って。提案、しました。まさかこんなに早いとは思わなかったすけど 」


yh「は、はあ……。提案が提案に聞こえないんですが…… 」


hj「まあ、多少の願望はありますね。好きですから 」


yh「てか……なんで僕なんですか。はじめくんなら……可愛い芸能人とか女優さんとかYouTuberさんとか交流あるのに…… 」


hj「そりゃ……火事から救ってくれたヒーロー、好きにならざるえないすよ。今度は僕の心に火がついちゃいました 」


yh「……とりあえず無理強いしないなら、はじめくんの気が済むまでやってください。止めようにも、そもそもやめるつもりもなさそうですし 」


hj「さすが、ようへいくん。わかってますね 」



yh「あと……さっき言ってた火は消さないでおきますから、ヒーロー 」



hj「うん。ぜひ……そうしてください 」

hj side
ヒーロー、細腕のヒーロー。1人掴んだら折れてしまいそうなのに、力強く握って離さないでいてくれた。対岸にいる俺へ、飛び込んで来てくれたように。降りかかる火の粉、全部とるよ。だから永く、てぎれば、一緒に燃えるまでよろしくね。





プリ小説オーディオドラマ