第24話

jisung × chenle
21,321
2023/08/20 19:59

r18
リクエストです !!
ごめんオラの好みで若干ほんまにちょっと変態プレイ入れましたホンマにごめん、でも変態しか見てへんやろ❓(最低)


末っ子組も、影では大人ですよチクショー!!!!!




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真っ白な素肌にシルク素材のパジャマを被せ、お風呂上がりで少し逆上せた頭はそのままに釦を閉じていく。

隅から隅まで洗った身体は綺麗だろうけれど、少し心配になって腕や足、胴体を触って確認した。鏡に映る自分の顔が緊張で少し強ばって、体温が上がって頬はほんのり赤く染まっていた。恥ずかしい、もう何回もしてるのに。


カラカラ、と扉を開けて、目的の部屋へ素足で廊下を歩いて移動した。少し冷たい風が身体を冷やしたのもつかの間、少し開いている扉を軽く押して顔を覗かせた。


「チソンア」

「チョンロ」


ベッドに座って待機していたチソンが、スマホの画面から顔を上げて少し嬉しそうにこちらを向いた。今まで釘付けだったはずのスマホも用無し、といったふうにベッドの上へ投げ捨てられ、一気に此方へ視線を注いでくる。片手だけを広げてくるから、ゆっくりと彼の手の中に収まりに足を進めた。


「わ……僕の匂いになってる」

「そりゃお前の石鹸使ったし」

「ロンジュニヒョンの間違えて使わなかったんだ」


彼の両足の間に立つと、チソンの腕が腰に巻きついて腹部に顔を埋めてきた。目下にある彼の頭を軽く撫でながら、ピアスの穴がひとつもない耳朶を触る。

今日は、宿舎に誰も居ない。
唯一宿舎に残っているうちの一人であるロンジュンも今夜は威神の宿舎に泊まりに行ったらしく、今この場には二人しか居ない。今までチョンロの部屋だったのを、初めて別の場所でする緊張感。チソンの匂いが染み込んだここに、冷静な顔を崩さずとも限りなく興奮していた。

チソンの大きい手のひらが、パジャマの中に忍び込んでくる。腰から背中、そこまで本気で鍛えていない腹を撫で、親指で臍の溝を感じている。相変わらず大きい手のひらで、触る場所も少し変。
チソンはこう見えてかなり変態な節がある。それも本人は至って正気、無意識だ。触るところはまだしも、匂い、行為中に口付けを落とす場所、舐める部分。いっときは本気で拒否した部分も、今ではもう舐められるのも慣れてしまった。慣れたというか、好きにしろという感覚。

釦をゆっくりと外して真っ白な肌を露出させていきながら、チソンはもう片手でチョンロの頭を引き寄せて口付けをした。


「ん…」


甘く、愛情のある口付け。
チソンは初っ端から性急なキスはしない。相手のペースに合わせて息を吸わせるし、歯がガチガチ当たるような苦しいキスをしてきた事は無い。だから経験があるんじゃないかと心配になった時期もある。
けれどチソンが相手のペースに合わせる余裕があるのも、最初の一回だけだ。

パジャマの上を脱がしたところで、チソンの唇がチョンロの肌に乗った。腹や胸元、鎖骨、優しく腕を取って二の腕や指に。目を閉じて相手の身体を堪能するみたいに、片手をチョンロの腰に巻き付けて離さない。


「…ん……、くすぐった、」

「…ちょっと痩せた?」

「べつに」

「腰が細くなってる」


チソンはそう言いながら、身体に引っつけていた唇をチョンロの口元へ移した。そのまま体を持ち上げてベッドに押し倒すと、いよいよ彼らの間に会話はなくなった。あるのは少し乱れ始める呼吸と、布の擦れる音だけ。
ぴちゃ、と舌を絡ませ、互いに異なった色の髪が混じる。チョンロの手がチソンの肩に触れ、チソンはチョンロのズボンをするりと脱がしていく。事前に用意していたのか、潤滑剤とゴムは横の棚に揃えて置かれてあった。そういう所が彼らしい。


「…チョンロヤ、下着は?」

「履いてきてもすぐ脱ぐし、置いてきた」


ズボンの下はまっさら、邪魔な布が一枚もなかった。
あるのは彼の真っ白な腿と、綺麗なそれだけ。臍と腹の薄い腹筋や骨盤の筋があまりにも、あまりにも欲を掻き立てる。
チソンは指を太ももから足の付け根に滑り込ませ、ゆっくりと足を開かせながらまた唇を重ねた。角度を変えてお互いの唇を貪る中で、チソンは手探りで後孔に指を当てて解れ具合を確かめた。もう何度も欲望やら何やらを受け入れたそこは念入りに解す必要もないくらいには柔らかい。指を当てると反応してびくっとひくつく後孔に、チソンはごくりと唾を飲んだ。


「っん、は……ぁ」


唇を離すと、チソンはチョンロの身体に手を這わせながら、彼の足の間にずれた。チソンも上のスウェットを脱ぎ捨てると、チョンロの太ももを掴んで優しく開かせる。


「またそれ、すんの…」

「……駄目?」

「…別にいいけど、」


この変態め。
チョンロは大人しく足を開いた‪まま、チソンの好きなようにさせた。チソンは少しだけローションを手に取ると、後孔に塗ってそのまま親指を沈めた。くち、と微かな水音が鳴る。チソンはチョンロの体を掴むと、体勢を仰向けからうつ伏せに変えさせた。ぐるりと上体はベッドと向き合う状態に、腰だけを高くあげさせ膝をついて。

チョンロは今からされることに、恥ずかしさからベッドに顔を埋めた。

チソンは緩くなりきったチョンロの後孔に、ゆっくりと舌を押し入れた。くちゅ、と唇や舌が体液を混ぜる音がして、チョンロは一気に顔を赤くしてベッドシーツを握る。


「ぁ、……っ……」


舌が、入口を広げて中に入ってくる。チソンが自らの唾液を潤滑剤にするせいで、塗り広げていたローションと相まって液体がじゅる、と音を立てた。聴覚や感覚が刺激して、思わず身を捩りそうになる。大して長いわけでもない舌を使って入口を解すより指を使えばいいのに、チソン自身がこうしたがるからどうにも出来ぬ。
チソンは舌で後孔を愛撫しながら、チョンロのそれに手を伸ばして優しく扱き始めた。


「ん…、っぁ……あ、いい、そっんな、……の、ぅあ、」


扱く手を止めさせようとするが、チソンはその声など聞かずにチョンロに緩く快感を与えていく。くちゅ、じゅる、と後孔を暴く舌使いに集中してしまえば、全身の感覚が栗立つみたいにゾワゾワと快楽を得ていく。
ぐちゅ、と腸壁を刺激する舌に、迫り上がる尿意に似た感覚。くちゅくちゅ、と手で刺激される己の肉棒の先を、指で押して敏感な亀頭を触られれば、足の先に力が入った。逃げないように腰に腕を回してくるから、ずるずるとベッドの上に這い上がろうとしても引きずるみたいに戻してくる。

だめ、これ、すぐイく。

チョンロは荒れた吐息の中、焦ったように「ぁ、あ、」と声を漏らしながら後ろに手を回して腕を離させようとした。夢中で愛撫を続けるチソンは目線を寄越すだけ。


「んぁ、やば、ッ……はなして、ぇ…」

「ん、?」

「っい、いからぁ、はやく…!」


半ば無理矢理手と口を離させると、チョンロはベッドについていた膝を崩すように横たわって息を吐いた。もう少しで出るところだった、間一髪で逃げ切った。今出してしまうと後がキツいのだ。
余韻の残るまま、うんと体を起こしてチソンの腕を引いて一緒にベッドへ倒れ込んだ。


「…っ……くち、ベッタベタ…」


チョンロはそう言いながら、ローションで汚れた彼の口元を拭った。チソンはそっと身体を起こして自分で口を拭うと、チョンロの腰を撫でた。大きな手に相反して、チョンロのきゅっとしまった腰は細い。


「…イきそうだったの?」

「ん…」

「イくとこ見たかったのに」

「…っその、……今のがいやだった、とかじゃない、けど」


チョンロは少し遠慮気味にそう言ったあと、まだズボンの下に隠れているチソンの股間を手で触った。既に硬くなって熱くなっているそれじゃないと、自分は。


「…これが、いい…し…」


真っ赤な顔でそう言った。
チソンは一瞬ポカンと口を小さく開けた後、一瞬飛ばしそうになった理性をぐっと戻すようにチョンロを優しく抱き締めながら片手でズボンを脱ぎ捨てた。チョンロの頭を寄せて耳元に顔を擦り付けたとき、チソンの吐息が聞こえた。余裕のない震えた息、ちらりと顔を見ると、眉を寄せて目を瞑っていた。


「っもう…いれたいんだけど…いい?」

「ん……」


閉じていた脚をそっと開いて、チソンの腰に足をかけた。

チョンロは密着したチソンの身体を少し避けるように肩を押すと、チソンも少し理解したようにチョンロの腰元に枕を入れて下半身の位置を上げた。


「入るとこ見たいんだ」

「っちがうし、…おまえの、でかいから…」

「ん?」

「でかい、から…入れるとき、タイミング分からないと苦しい、」


その苦しいのが好き、とは言わないけど。
言ったら調子に乗るか引かれるかの二択だ、後者は避けたい。

チョンロは気遣われるのも嫌なのか、言った直後に急かすようにチソンの腰を足で押した。


「はやく、はやく挿れろ…!」

「えっ、苦しいんじゃ」

「いいってば、」


チョンロの言葉に押し負けたチソンは、「あんまり苦しくないようにするから」と言いつつ後孔に肉棒をあてがった。冗談抜きで長いしでかいから苦しいし平気で前立腺当たるし、多分いっちゃいけない場所まで到達してる気がする。いっつもいっつも。

くちゅくちゅ、と後孔を焦らすように入口を混ぜたあと、そっと腰を進めて肉棒を中に沈めた。


「ん、はぁ、…〜、っ…」


じっ、と見つめて、どんどんチソンの腰が近づくのを待つ。腹の圧迫感が増すと同時に息が詰まって、「ん゛ぁ…」と若干苦しげな声が漏れた。チソンは中を慣らすように一度腰を引いて、もう一度ゆっくり腰を進める。


「ぁ、ぁ゛っ、ん、ぁ…」

「苦しい…?」

「ん、ーん…」


チソンはゆっくり腰を動かしてくれるけれど、正直余裕がないのは分かっている。腰を進める時に若干勢いをつけてしまってるのも、どんどん息が上がってるのもバレてる。


「っは、ッ…ん゛、〜〜っ、ぁ…、」

「っ…苦しくない…?」

「へいき、だって…!」


言わなきゃ良かった、執拗い。
チョンロは少し苛立ったようにそう言うと、チソンはそっとチョンロの身体を抱き寄せて首元に顔を埋めながら腰だけをゆるゆると動かし始めた。徐々に解されていくもどかしい感覚が消えて、求めていた快感が襲う。

ぱちゅ、ごちゅ、と肌がぶつかる音と、肉棒が中を押し進めて奥を暴く音がする。


「っん゛、っはぁ、…っぁ、゛〜、っ…!」


奥を突かれるたびに、無理矢理声が押し出されるみたいに出てくる。抱きしめられて上手く身動きも取れないから、快感を逃がす場所がなくてそのまま体が全部を受け入れてしまう。でもチソンの腰が当たってる感覚がないから、多分これは、根元まで入ってない。


「っは、ッぁ、゛っあ、゛、や、…っぁ゛、!」


ぐじゅ、じゅぼ、と絶え間ない腰の律動に、声を抑えようにもイくのを堪えようにも頭が真っ白になってどうしようもない。下半身に力が入らなくなって、迫り来る絶頂感に抗えない。


「ん゛ぁ、ぅあ、ッは、ッ〜〜〜、ッ…ん゛…!」

「チョンロ、…まだ、いけそう…?」

「んぇ、…?ん、うん、っ…?」


チソンは徐にそう聞いたあと、チョンロの腰下に手を当てて一度体勢を整えた。

そして、ゆっくりとまた奥に沈めていく。


「ん…〜、っぅ、ふ…」


くちゅ、と奥まで到達した音がする。
しかし。ぐぐ、とそれ以上奥へいこうとする、肉棒。


「ぇ゛っ、まぁ、ッ、まって、…!だ、ゃだ、…!」


チソンはあまり聞く耳も持たないで、チョンロの腰を掴んで根元まで一気に飲み込ませ。

腹の奥から、ごぽん、と耳を澄まさずとも聞こえる音がした。


「ッ、んぉ、゛、…!」


根元まで押し込んだまま腰を押し付け、チソンは先程の気遣いが見えぬほど容赦なく腰を引いて突き上げた。


「ま、゛ぁ、…ッあ、゛ぐるし、っんぁ゛!」


ぐじゅ、ぐぽ、じゅぼ、と、最奥を突いて離れる度に息が詰まる。前立腺を擦って押し上げるのが、たまらない。苦しいのに、気持ちいい。


「っぁ゛、〜〜、ッあ、゛っあ、や、ぁ゛、…!」

「ん…かわいい、」

「っん゛、!ん、ッう゛、〜、っふ、…!」


くちゅ、と唇を押し付けられると、それを受け入れるように口を開いて舌を絡ませた。チソンの肩に置いていた手を伸ばして腕を首に巻き付けると、汗ばんだ体が引っ付いて体温が享受されて気持ちがいい。
あれだけ漏れていた声も、気持ちいい口付けには大人しくなって目元が緩む。


「ん、っん、…」


腰の動きを緩めて、口付けに溶けそうな顔をするチョンロを見下ろした。ぱちゅ、くちゅ、と腰をゆっくりと揺らしながら、チョンロがほんの少し油断したところで、またばちゅん、と奥を突いて煽る。その時の顔が、かわいい。


「っん゛、ぁ…!!」


驚いたように目を開けたあと、ぎゅっと身体を縮ませてうつ伏せになろうとするから、それを手伝うようにベッドに転がした。背を向けたチョンロの身体の横に手を置くと、両足を捕まえたまま容赦なく腰を下ろして根元までくわえ込ませて突いていく。ぶちゅ、ぐちゅ、ごぽ、と音がすると同時に、チョンロが苦しそうで気持ちよさそうな声を出した。


「ん゛、っん、ぅ゛、…っちそ、ちそ、あ゛、ぁ、…!」

「うん…」

「あ゛っ、イ、きそ…ぉ、」


ベッドに顔を埋めながらそう言った。
真っ白な肌が熱に浮かされて耳まで赤くなって、少し腰を揺らすだけで足をぎゅっと内側に寄せて反応を見せるのが可愛い。
少し腰が上がった隙に腰に腕を差し込んでグイッと上げると、チソンも腰を曲げて一気に追い込むように腰をぶつけた。


「っ、ぁ゛、あ、あッんぁ、゛、〜、あ、…!」


どろ、と先端から溢れる我慢汁を指で絡ませて、しばらく触られていなかったチョンロのそれを片手で扱く。くちゅくちゅと亀頭を指で撫でながら絶頂へ誘いつつ、腰の律動を早めていく。最奥を暴こうとしてチソンも力むように足に力を込めるから、ベッドシーツを蹴って皺が寄った。

ばちゅ、ごちゅ、ごり、と、時々前立腺を擦って。


「だ、ぁ゛んぁ、゛だ、め、ッぁ、イく、いぐ、」

「おれも…」

「ん゛、っ〜〜、ッ…!!」


チョンロの手に手を重ねて繋ぎながら、快感から反りそうになる腰を抑えて絶頂へ招いた。
詰まったような声と共に身体をガクガク震わせたチョンロと同時に腰を引いて肉棒を引き抜き、外へ吐き出した。ぶるりと震える身体、震えの収まらないチョンロの肉棒からは、精液が出ていなかった。


「っんぁ゛、…っは、…っぁ、゛…」

「っ、は……」


チソンは汗を拭いつつ、そっとチョンロの肉棒を手で包んで擦った。


「ぁ、゛イった、いっ、たぁ、…!」

「ううん…出てない、苦しいでしょ」

「ぐるし、くない、…!」


触られる方がキツいって。
そんな言葉を伝える余裕もなく、チソンの手つきがまた絶頂感を誘ってくる。二回もイくの、しんどいのに気持ちいい。

だめ、またすぐに。


「ん、っいく、…イっく、…!」


ぶる、と体が震える。
と同時に、チソンの手のひらに吐き出した。腹に力が入るのも、身体に力が入るのも疲れたのに、気持ちいい。
一番奥を突かれてから、ずっと何もかも気持ちいい。


「…っおか、しい……ねえチソア、おまえ、なにしたの、」

「ん…?…いや、なにも…」

「っおなか……あつい、」

「ウソ、外に出したんだけど……大丈夫…?」


チソンは心配そうに眉を寄せつつチョンロの身体を撫でるが、チョンロが言いたいのはそうじゃない。

さっきの感覚をもう一回だけ味わいたいのだ。
奥を突かれながら、おなかを触られたい。

ゆっくりと身体を起こすと、チョンロはチソンの肩を強く押してベッドへ倒した。


「もー、1回…」


チソンの腰に両足を下ろし、見下ろしながらゴムを取って箱を投げた。


「奥…つんって、しろ」


「…えっ…………………つん……?」





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楽屋。
全員、携帯を触っている。

ソファに並ぶチソンとヘチャンの横で、チョンロがジェノに擽られて暴れている。

ソファがバウンスする。
ヘチャンが眉を寄せ、暴れるなと言おうとした口を開いた時。


「ん、ぁ、!」


「…………」



響く、チョンロの艶かしい高い声。


黙る、楽屋内の人間。

ジェノがもう一度、腹を撫でるように触った。


「んッぅ、」

「…………」


バシッ、とジェノの手を叩き、チョンロは口を閉じてぐしゃぐしゃになった衣装を直して足早に楽屋を出た。





注ぐ、チソンへの目線。






マークが、そっと問いかけた。









「……チソンア……おまえ、あいつに何したの……?」

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