俺はルナに向けて、全てを込め愛を叫んだ
「ルナ…結婚しよう。」
そう言ってくれた君の目からは小さな雨粒が降っていた
それでも私は嬉しくて…「はい」と小さく返事を返した
ラムくんは、教会に残されていた白い布を私の頭にかけてくれた
ベールのつもりかな?
それでも、私は嬉しいの…( *´﹀`* )
こんなに幸せな時間がずっと続けばいいのに…そう考えた自分を「最低だ」って思った。そんな感情を殺した
でも、そんな不完全な事も不確かになってどうでも良くなった
「歳月が巡って、声を辿ってまた生まれ変わったら、真っ先に君に会いに行こう。」最後の言葉を残し、君は眠りについた。大好きな人の腕の中で、朝焼けのような笑顔に看取られながら。
「愛していました。最後まで、この日まで。
それでも終わりにするのは私なのですか、
君の幸せな未来を、ただ、願ってる。」
君のいる世界で笑ったこと、
君の見る未来を恨んだこと、
君の声、温もり、態度、愛のすべてに
「さよなら。ラムくん」( *´﹀`* )
「ルナ…また、未来で…」
MerryBADEND1 END
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。