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第17話

Trueend オレンジ・ボカロ
12
2021/03/31 12:37
俺はルナに向けて、全てを込め愛を叫んだ謳った
「ルナ…結婚しよう。」
そう言ってくれた君の目からは小さな雨粒が降っていた
それでも私は嬉しくて…「はい」と小さく返事を返した
ラムくんは、教会に残されていた白い布を私の頭にかけてくれた
ベールのつもりかな?
それでも、私は嬉しいの…( *´﹀`* )
こんなに幸せな時間がずっと続けばいいのに…そう考えた自分を「最低だ」って思った。そんな感情を殺した
でも、そんな不完全な事も不確かになってどうでも良くなった
「歳月が巡って、声を辿ってまた生まれ変わったら、真っ先に君に会いに行こう。」最後の言葉を残し、俺たちは眠りについた。お互いに大好きな人の腕の中で、朝焼けのような笑顔に看取られながら。
「愛していました。最後まで、この日まで。
それでも終わりにするのは私なのですか、
君の幸せな未来を、ただ、願ってる。」
君のいる世界で笑ったこと、
君の見る未来を恨んだこと、
君の声、温もり、態度、愛のすべてに
「さよなら。ルナ」( *´﹀`* )
「さよなら、ラム」( *´﹀`* )
二人「…また、未来で…」





.☆.。.:.+*:゚+。 .゚・*..☆.。.:*




キュウナ
キュウナ
あっ!先輩!
こんな所にいたんですかー!
ほら、早く学校行きますよー!
あっほら、急いで鬼にならない!
まったくもー…
桂(鬼)
桂(鬼)
ちょっ、待てよ!
お前狐の姿になると俺より足速いんだから…
俺あの姿じゃないと追いつけないくらいなのに…
俺たちはお互いに生まれ変わって今は
共に同じ学校に通っている…
お互いに生まれ変わった時の記憶はなくなってしまったけど、それでもまた、出逢えて良かった
そう思っている

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