俺はルナに向けて、全てを込め愛を叫んだ
「ルナ…結婚しよう。」
そう言ってくれた君の目からは小さな雨粒が降っていた
それでも私は嬉しくて…「はい」と小さく返事を返した
ラムくんは、教会に残されていた白い布を私の頭にかけてくれた
ベールのつもりかな?
それでも、私は嬉しいの…( *´﹀`* )
こんなに幸せな時間がずっと続けばいいのに…そう考えた自分を「最低だ」って思った。そんな感情を殺した
でも、そんな不完全な事も不確かになってどうでも良くなった
「歳月が巡って、声を辿ってまた生まれ変わったら、真っ先に君に会いに行こう。」最後の言葉を残し、俺たちは眠りについた。お互いに大好きな人の腕の中で、朝焼けのような笑顔に看取られながら。
「愛していました。最後まで、この日まで。
それでも終わりにするのは私なのですか、
君の幸せな未来を、ただ、願ってる。」
君のいる世界で笑ったこと、
君の見る未来を恨んだこと、
君の声、温もり、態度、愛のすべてに
「さよなら。ルナ」( *´﹀`* )
「さよなら、ラム」( *´﹀`* )
二人「…また、未来で…」
.☆.。.:.+*:゚+。 .゚・*..☆.。.:*
俺たちはお互いに生まれ変わって今は
共に同じ学校に通っている…
お互いに生まれ変わった時の記憶はなくなってしまったけど、それでもまた、出逢えて良かった
そう思っている
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!