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第61話

ろくじゅういち
1,046
2021/11/08 14:47



『いらっしゃいませー』




気づけば28歳。


立派な大人





蘭「ご注文伺いますね」


竜「オムライス1つ!」



『はいよー』




私は


蘭と竜胆が働けるようにって


店を開いた。



大変だったけど


お客さんが笑顔で帰っていくのが


本当に嬉しい。




また来てくれるといいな


なんて思う。




蘭「ん、これ」


『あぁ、レシートね』


竜「疲れたぁ!!!」


『お疲れさん笑』


竜「俺も料理覚えたい!!!!」


『おぉ、覚える?笑』



九「竜胆には無理だろ」


春「ココの言う通り〜」


竜「あぁ?!」

蘭「うちの弟いじめる気?」


『はいはい、やめなさい』


鶴「ただいま戻りましたー」


『あ、買い出しありがと!』


鶴「たまご格安だったよ」

鶴「あと、おばちゃんがおまけで1パックくれた」


『ラッキーじゃん!』


竜「次、買い出しいくもんっ」

蘭「俺と行こーね♡」


春「次、俺だし!!!」


『はいはい、春千代は台所の掃除でしょー』


春「、、、、、、、はい」




最初は


蘭と竜胆だけ


いれるつもりだったけど



よくよく考えれば


この人達も


雇ってもらえるかが


心配になってしまい




もしもよかったら、、、、


って雇った。



お陰様で


助かってます😭




千「あなた来たぞー」


『あ!千冬じゃん!!!』


虎「ども、」


『おぉ、一虎〜』



春「、、、、、、」



『ん、春千代お水』


春「はい!」



千「すっかり、店長だね笑」


『そー?笑』


千「うん笑」

千「あ、あとね」


『ん、どーした?』


千「たけみっち結婚するからさ」


『え?!ついにか!!!』



蘭「結婚、、、、、、」

竜「よくわかんね、、、、」


九「いいから、手伝え」



千「よかったら、来ない?」

千「てか、来てよ笑」


『いくいく!!!!』


千「よし、たけみっちに伝えておくよ」


『ありがと!』




マ「よっ、あなた」

ケ「よっ」



『マイキーにドラケン!!!』



マ「旗付きオムライス!」


『あ、了解です笑』


ケ「やっぱ、ここ落ち着くな」


『そーなのかな?笑』



だいぶ、


騒がしい奴らしかいないけど、、、、笑



ケ「アイツらをまとめてるあなたがすげぇな笑」


『ん、春千代たち?』


ケ「うん笑」



『まぁ、色々あったしなぁ』



マ「でも、笑顔だからいーじゃん」


『笑顔、、、、、、』


マ「みんなが笑っているだろ」


『そーだね!』



蘭「お待たせしました。旗付きオムライスです」


マ「うわぁ✨」

ケ「早く食えよ、バイク直さなきゃいけねぇし」



九「ゴミ出し行ってくる」


『はいよー』



客「よろしいかな、、、、?」



『はい!』





あの時


想像していた未来とは


少し




いや




だいぶ違うけど


私は間違った道になんて


行ってないって言えるよ。



蘭や竜胆。


春千代にココにかくちょー。



千冬に一虎。


マイキーとドラケン。



ヒナにタケミチ。




素敵な人に出会えたと思う。




自分はずっと


生まれながら最悪な人生だと思ってた。



だけど、


こんなに素敵な人達に出会えた。



いい環境に恵まれていたんだな。




これからも


この先ずっと




蘭や竜胆と過ごす。




それだけは


絶対に譲らない。




『あ、蘭』


蘭「ん、なーに?♡」



『You are the one !』



蘭「どーゆー意味?」




あの時から


ずっと変わってない


この気持ち。




『ん、貴方が1番って意味だよ』


蘭「愛してる」


『どストレート笑』


蘭「本当だもん」


『ん、うちもだよ』




この幸せを


今もこの先もずっと



噛み締めていたい。




私は幸せ者だ。
















































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