第83話

959
2020/06/14 10:13
ナレーションはマネージャーのはーちゃんです。
そのためsidははーちゃんとなります。
過去のも含まれていますが、きちんとかきます。
ながいです!
過去もの
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2014年
VBAが行われた年
女性版VBAにあなたの姿があった
そして名字を隠しながら挑んだ
でもそれにはリスクがあった
それはEXILEパフォーマーオーディション
その講師もしていたから
それでもあなたの実力で受かった
当時彼女は12歳
1度目の武者修行
それはあなたの想像をこえるぐらい大変なものでした
あなたに聞いたところ1度目は仲良くなれなかったそうです
『何度も何度も辞めようと思いました』
『やっぱり武者修行のステージに出ても私のファンを見つけれなくて』
『そのとき思ったんですよね。』
『ファンの皆さんが求めているのは』
『"実力""男の子""イケメン"』
『の3つなんだなぁって』
『私みたいな歌も踊りも特別うまいって言うわけではないし、ましてやこんなに弱いやつと一緒にいるとメンバーの実力が落ちるんじゃないか。って考えてたときもありましたね』
『最初一番仲が悪かったのはまこっちゃんですね』
当時の映像を見ていただきましょう
慎「すみませんが、あなたさんとは仲良く慣れません」
『そう…ですよね』
翔「そもそもなんで女の子が入るんですか??」
『すみません……やっぱりいないほうが良かったですよね。』
陸「あなたっ」
『陸くんごめんなさいひとりにさせて』
バタン
そういって出ていったあなたは急いで追いかけました
マ「あなたっ」
『ッなんですか??はづきさん、笑』
マ「……泣いてもいいんだよ?」
『っグスッグスッわたし…なん、かが、、』
マ「…泣きたいときだけ泣いていいよ」
初めてあなたが人の前で泣いた瞬間でした
そんだけ弱ってしまってたあなた
いつも見ていた私、かっこよくて、綺麗で12歳とは思えない大人びたあなた
それは消えてしまいました
2014年8月末
私が寮の部屋に行くと1人で泣いている姿がありました
後々メンバー達に聞いてみるとメンバーのまえでは泣いてないようでした。
涙の理由
それは彼女の唯一の相談相手の友達からもらったらしい愛犬の死でした
アンチ、愛犬の死そして、兄の臣が遠い存在になっていくこと
色々重なりすぎて感情を失い笑うこともしませんでした
その笑い
私が好きなあなたの素の笑みは作り笑顔になっていました
それから2ヶ月後
色々とあり撮影が出来ず
久しぶりにランペの寮に行きました
するとそこにはスリボと
あなたと一番仲が悪かったまこっちゃんの姿
そしてほぼみんなの姿がありました
そのメンバーに囲まれているあなたは作り笑顔じゃなく心の底から笑ってる笑顔でした
あなたのことをE-girlsの頃から見ている私は安心して泣いた覚えがあります
武者修行ファイナル
HIROさんの言葉でTHERAMPAGEこうほせいからTHERAMPAGE正式メンバーになりました
みんなが抱き合って喜ぶ中
一人だけ暗い顔をしていたあなた
その日私とあなたとでの打ち上げをしたときの
会話
これはずっと公開するつもりはありませんでした
マ「正式メンバーおめでと」
『…ありがと』
マ「うれしそうじゃないね」
『はづきさん。ほんとは私ここのグループじゃなかったんだ』
マ「??」
『ほんとはE-girlsのみんなと活動していく予定だったVBA合宿は一緒の時期でお互いの力をつけていくためにってひろさんは一緒にしたんだ』
『家庭のやむ終えない事情で降りちゃたけど』
『そして私以外に2人いた』
『でもひろさんが最後に決めたのが一緒に組ませる』
マ「うん」
『そして私はここの舞台に立っちゃいけないんだ』
そう話し始めたときのあなたの表情は泣きそうでした
『E-girlsを簡単にやめちゃってそんな人がここに立っていいのかな?ってそしてファンがいない人はここに立っちゃいけない場所なんだって』
マ「うん」
『正直ランペにいにくい』
マ「翔吾くん?」
『それもあるかな。』
『でも一番はあなたに気を使ってる気がする』
マ「うん」
『立つべき場所じゃないな···って』
マ「あなた?」
『ん?』
マ「あなたはもう立派な女の子なのファンのみなさんはまだ受け入れられてないだけでファンはできる。だから自信持って!」
『うん!』
ここで勇気づけれたと思ったのは勘違いだったみたいです
それから1ヶ月後
1ヶ月間撮影ができずランペの寮に行くと
壱「あ、はづきさんまた来たんですね」
そう話ながらあなたの部屋に向かうと
マ「時間さえあればとるもん」
マ「ねぇ…あれ…なんなの?」
その頃あなたは臣との兄弟疑惑が出ていた頃だった
部屋には赤い液体が
壱「あなたっ!」
あなたは何枚かの紙を持っていた
その紙の内容は
こんな言葉が
"臣くんとの兄弟やねんやったらやめろ"
"媚うんなよ"
急いで陸くんを呼び病院に連れて行った
そしてその近くにカッターが
部屋になにかあると思い探索した
するとみんなにみつからないような場所にアンチの手紙がいっぱいおいてありました
"ダンスの実力まだまだ""ダンスも歌も中途半端にすんなよ"
って
アンチの手紙には、カッターが入ってたりとか
でもあなたはメンバーに涙を見せず部屋で涙を流していました
後々聞くと
『自分がこんな事で泣いたら駄目だな。って思っちゃいました』
といいました
病室にいくとこんな会話がされてました
ここからはSNSにあげてもいい許可を頂いたので
あなたをもっと知ってほしい!
っていう方はぜひ拡散してください
壱「あなたが、どんだけ辛いのか知ってますか?」
壱「このグループは成人している人も居れば、学生の人もいる」
壱「でも全員は。あなた以外は中学校を終わってる」
壱「あなたは何歳だったか覚えてますか??」
慎「12歳ですよね。」
壱「そう12歳。ついこないだ小学校を卒業したばっかりなんですよ??」
壱「本来ならば遊んだり、友達、勉強って楽しむ時間なんです」
壱「その時間をこっちに全て使ってるんですよ」
翔「VBAに受けたならそうなるじゃん」
壱「あのVBAには裏話があるんです」
壱「ほんとはE-girlsに入るVBAだったんですあなたは」
壱「HIROさんが、男女混合でしたらお互いの力もつくだろうっていって合宿が男女混合でしたんです。」
壱「HIROさんが、E-girlsじゃなくてあなたはRAMPAGEの方が合うって言われて入れられたんですよ」
壱「そうやってされたのにメンバーからも、ファンの皆さんからも認めてもらえないんですよ」
陸「あなたの寝る時間知ってますか??」
慎「り…くさん」
陸「あなたは1時間しか寝てないんだよ?」
陣「なんで…?」
北「アクロバットの練習、ファンレターの返事、ダンスの復習、声の出し方の練習、そして、学校の勉強の復習と予習をしてるから」
北「もうここのグループでNO.1なのにそれの上を目指そうとしてるんです。あなたに聞いたんですよ何でそこまでするのかって」
北「そしたら、」
北「"私が足を引っ張らないように""ファンの皆さんを喜ばせるように"って答えたんですよ」
陸「あなたの涙を見たことある??」
L「みたことない…」
陸「多分俺ら以外みたことないと思います」
陸「今回みたいにひとりで苦しんでる」
陸「あなたが泣くときは僕らの部屋に来るか、自分の部屋で、ひとりで泣いてるか」
陸「それだけ苦しんでる」
陸「あなたには背負う物が重すぎる」
翔「でも女の子がはいるのは…」
壱「女の子になってみ」
慎「は??」
壱「あなたは俺でも難しいものを淡々とこなせてる、トレーニングに文句を言わず淡々とこなせてる」
壱「と思ってるかも知れないけれど」
壱「練習終わりにいっつも俺たちのとこに来て弱音を吐いてる」
壱「今はないけど、前までご飯を食べてその後吐いてた」
壱「今も吐かなくはなったけどご飯を食べれてない」
壱「痩せてるのに気づかないんですか??」
壱「小さい体で、アンチとか受け止めてる」
北「毎月どっか行ってるのを知ってますか??」
北「遊びに行ってると思う人もいると思うんですけどほんとはピルを取りに行ってるんですよ」
北「あなたが言うには重いから、月一回で足を引っ張らないようにってピルを取りに行ってるんですよ」
北「でもなったときはそれを隠して夜僕らのとこに来て泣いて寝るんです」
陸「中学生、高校生は遊びたい時期だよ?」
陸「その気持ちを殺して、なにかしたいっていう気持ちも捨てて、どんだけアンチされてもみんなの前では泣かないそして僕たちについてきてくれる」
陸「そんなあなたをなんでそんなに否定するの??」
陸「3人にとってはライバルでもあり、大切な大切な女の子なんだよ」
壱「もう否定するのはいい加減にしてください」
私は撮っていてこの三人が私の言いたいことをすべて言ってくれました
あなたはこの3人のことを信頼している
この3人もあなたのことを信頼している
信頼してるからこその発言だと思いました
それから月日がたち翔吾とも仲良くなれたかな?
そしてデビュー日
HIROさんからのデビュー決定が発表されたとき
正式メンバーの時と一緒で泣きませんでした
その後翔吾が
"17人で頑張りましょう!"
って言ったときあなたは
認められた
っていって陸、壱馬、北人のとこに行って泣きじゃくりました
頑張ったねあなた
現在
この頃をあなたに振り返ってもらいました
『うわ!幼!』
って楽しく見ていました
感想を聞くと
『幼いですよね。しょごと仲悪かったとはずーと覚えてます!でもまこっちゃんのほうが仲悪かったなぁ…』
この頃の自分に言うならば??と質問すると
『んー無理せず、自分のペースでやっていけ!みんなに相談ということをしろ!ですね笑』
2020年3月23日発売となる初エッセイぜひ買ってください!

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