第27話
26
私は、兄さんとおなじ
「トラッポラ家」に産まれた
私が、初めて手を出されたのは
4歳の時
兄さん達が、出かけた直後だった
頬は腫れ上がるまで平手打ちされて
手は、関節が曲げれないほど手首を強く握られて
足は、もう歩けないほどに蹴られた
全部、、私が女であるから、やられた事
私は、男じゃなくて、「女」
それだけで、虐待を受けた
だから、兄さん達に勝ちたいってそれから思うようになった
そうすれば、この虐待も終わって
私を、アイシテクレルって思ったから
だから、魔法の勉強も、体力育成の授業も
全部全部、一生懸命頑張った
兄さん達と同等、
いやそれ以上の力を私は身につけた
でも、、、それでも
家族が私を、褒める事は、愛すことは無かった
なのに、兄さん達は
ちょっと、魔法が使えただけで
あんなにも、沢山褒められていた
もう、この歳だから虐待はないけど
褒められたかった、、、家族に
「凄いね」ッて
「頑張ったね」ッて
ちっぽけな事で褒められる「兄さん達」
すごい事でも褒められない「私」
そこからだった、、
兄さん達に負の感情が生まれたのは
私より、勉強できないのに褒められて
私より、運動できないくせに褒められて
私よりも、私よりも、、
「劣っている」のに、褒められて
しまいには、、私よりも弱いのに
「王様」になっていた
オーバーブロットしかけたんだと思う
ギュッ
コンコンコン
お願い事か、、
どうしよっかなぁ〜!!
( ・∇・)
まぁ、、どうにでもなれ
もう、5時か〜
暇だなぁ〜
エーデュースも1回帰ったし
誰か、凸電してみよっかな
〜♪
『』←これ電話
美味しいもの、、、、観光地、、、、
これは、、行くしかないですな(●︎´▽︎`●︎)
これにて、第1章閉幕
第2章はどうなる事やら、、、
ヽ(°∀。)ノ