あなた : 今日は月曜日。学校がある。
体を起こしたいのに体が重くて起き上がれない。
ハンマーかなにかで頭を叩かれてるみたいに痛い。
瞼が重くてまた目をつむった。
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日高光啓 : 7時になってもあなたが降りてこな
い。起こしに行くか。
俺は階段を登っていく。
コンコン
ガチャ
日高光啓 : なんか、あなたの顔が赤い…
あなた : だっちゃんに心配はかけられないよ。
あなた : う〜〜、立ちくらみがする。
でも、 今日1日頑張れば大丈夫だよね。
私は急いで用意をして、家を出た。
少し歩いただけで息が上がる。
その後は普通に授業を受けていたけど、4時間目は吐きそうになって保健室に行ってくると先生に伝えて、保健室に向かった。
途中、本当に吐きそうになってトイレに駆け込んだ。
あなた : なにも考えられない。
でも、保健室には行かなきゃ🤮
やっと保健室にたどり着いて、私は中に倒れ込んだ。そこで私は意識を手放した。
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ガラガラ
扉が開く音がした。
あなた : 誰だろう?
私、4時間も寝てる。
掛け時計を見てそう思った。
カーテンが開くと先生が聞いてきた。
あなた : お兄さんって、だっちゃんのことだ
よね?仕事は終わったのかな?
だっちゃんが来るまでの間も寝ていると、扉が開く音がした。
カーテンの向こう側で保健の先生と話す声が聞こえる。
そう言うと、だっちゃんが
そう言うと、だっちゃんは私の鞄をもって私をお姫様だっこをした。
少し怒り気味に言われたので、言う通りに私は大人しくしていた。
私とだっちゃんは頭をペコッと下げて保健室を後にした。
そして駐車場にだっちゃんの車が止めてあって、私を後部座席にゆっくりと下ろした。
だっちゃんも運転席に座って、車を発進させた。
それを聞いて、私はまた車の中で寝てしまった。
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目が覚めると私は自分の部屋で寝ていた。
あなた : だっちゃんが運んでくれたんだ。
喉がかわいたな。
横を見ると、だっちゃんがベットの縁に寄りかかって寝ていた。
あなた : 心配してずっと居てくれてるんだな。
だっちゃんを起こさないように1階に降りて、コップに水をいれてソファーに深く座った。
ソファーに横になって、いつの間にか寝てしまっていた。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。