第5話

心配🤕
152
2018/07/20 15:40
あなた : 今日は月曜日。学校がある。
体を起こしたいのに体が重くて起き上がれない。
ハンマーかなにかで頭を叩かれてるみたいに痛い。
瞼が重くてまた目をつむった。


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日高光啓 : 7時になってもあなたが降りてこな
い。起こしに行くか。
俺は階段を登っていく。

コンコン
ガチャ
日高光啓
あなた?起きてるか?
日高光啓 : なんか、あなたの顔が赤い…
あなた
…ん。
あなた
ごめん、起きるね!
あなた : だっちゃんに心配はかけられないよ。
日高光啓
なんか、顔赤いけど大丈夫か?
あなた
うん!大丈夫だよ。
すぐ着替えるから先にご飯食べてて!
あなた : う〜〜、立ちくらみがする。
でも、 今日1日頑張れば大丈夫だよね。

私は急いで用意をして、家を出た。
少し歩いただけで息が上がる。

ゆい
あ、あなた!おはよー!
あれ?なんか顔赤いし、苦しそうだけど大丈夫?
あなた
うん!大丈夫!
心配してくれてありがとう😊
その後は普通に授業を受けていたけど、4時間目は吐きそうになって保健室に行ってくると先生に伝えて、保健室に向かった。
途中、本当に吐きそうになってトイレに駆け込んだ。
あなた
うぅ〜。
あなた : なにも考えられない。
でも、保健室には行かなきゃ🤮

やっと保健室にたどり着いて、私は中に倒れ込んだ。そこで私は意識を手放した。

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ガラガラ
扉が開く音がした。

あなた : 誰だろう?
私、4時間も寝てる。

掛け時計を見てそう思った。
保健の先生
あなたさん?大丈夫?
カーテンが開くと先生が聞いてきた。
あなた
はい、大丈夫です。
少し落ち着きました。
保健の先生
そう、ならよかったわ!
あなたさんが寝てる間に熱測らせてもらったんだけど、熱があるみたいだから
保健の先生
お家のほうに電話したらお兄さんかしら? が出て今から向かいに来てくれるそうよ!
あなた
そうですか。ありがとうございます。
あなた : お兄さんって、だっちゃんのことだ  
よね?仕事は終わったのかな?

だっちゃんが来るまでの間も寝ていると、扉が開く音がした。

カーテンの向こう側で保健の先生と話す声が聞こえる。
日高光啓
あなた?大丈夫か?
あなた
ん、大丈夫。だっちゃん仕事は大丈夫?
わざわざ向かいに来てもらってごめん。
日高光啓
あぁ、今日は昼で終わったから大丈夫だ。
保健の先生
あなたさん。鞄はそこに置いてるからね!
でも、びっくりしたわ。あなたさんのお兄さんが日高光啓さんだなんて🙂
あなた
ありがとうございます。
あの、このことは内緒にしててもらえませんか?
保健の先生
ええ、大丈夫よ。
誰にも言わないわ😉
そう言うと、だっちゃんが
日高光啓
よし、じゃあ、帰ろうか!
そう言うと、だっちゃんは私の鞄をもって私をお姫様だっこをした。
あなた
え!?ちょっとまって、歩けるよ!
日高光啓
お前は、病人なんだから大人しくしといて。
少し怒り気味に言われたので、言う通りに私は大人しくしていた。
あなた
じゃあ、先生ありがとうございました。さようなら👋
私とだっちゃんは頭をペコッと下げて保健室を後にした。
そして駐車場にだっちゃんの車が止めてあって、私を後部座席にゆっくりと下ろした。
だっちゃんも運転席に座って、車を発進させた。
あなた
あの、だっちゃん迷惑かけてごめんね
日高光啓
別に、迷惑だなんて思ってないよ
それを聞いて、私はまた車の中で寝てしまった。
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目が覚めると私は自分の部屋で寝ていた。
あなた : だっちゃんが運んでくれたんだ。
喉がかわいたな。
横を見ると、だっちゃんがベットの縁に寄りかかって寝ていた。

あなた : 心配してずっと居てくれてるんだな。

だっちゃんを起こさないように1階に降りて、コップに水をいれてソファーに深く座った。
ソファーに横になって、いつの間にか寝てしまっていた。

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