第3話

😾好きな人をいじめるやつは許さない
1,192
2021/11/05 10:52
授業が一通り終わり、下校の時間だ
外は薄暗い
自分
(はぁ~疲れた、早く家帰って寝よ)
征木北斎
征木北斎
あなた
自分
ん?
征木北斎
征木北斎
一緒に帰りたい
このように距離が近いため周りからは恋人同士だと勘違い
されることが多い
自分
いいけど…
通りすがりの人「うわ、身長でかすぎ‪wまじ怖いわ‪w」
征木北斎
征木北斎
妬みか、160もない男がそう言って通り過ぎる
自分
何あの人、チビのくせに
征木北斎
征木北斎
あなた、いいから
征木くんは見た目で怖がられてしまうことが多い

征木くんは気にしているか分からないが

私からしたらほんとに腹ただしい
自分
ちょっと待ってて、あの人黙らせてくる
征木北斎
征木北斎
だめ
あなたは北斎の制止も聞かず男の元へ行く
自分
あの、
通り過がりの人「あ?」
自分
人に初対面で失礼なこと言うのどうかと思います…
通りすがりの人「じゃあ初対面じゃなければ何言ってもいーの?‪w」
自分
そういう意味じゃなくて…!
征木北斎
征木北斎
あなた、行こう
自分
ん…でも…
通りすがりの人「関係ないやつがでしゃばんな」
自分
(こいつ何も知らないくせに…)
あなたが言葉を発せない中北斎はあなたを抱き寄せる
自分
征木くん…
征木北斎
征木北斎
大丈夫だよ、言われ慣れてるから気にしてない
自分
…ならいいけど…
北斎は怖いと言われたことよりあなたに嫌な言葉をかけられたのに腹が立っていた
征木北斎
征木北斎
北斎は無言で男を睨む
通りすがりの人「ひっ…」
男はすぐに靴を履き替え逃げるように去っていた
自分
征木くん、ほんとに大丈夫?
征木北斎
征木北斎
うん、あなたがあの男の人に反抗してくれて少し嬉しかった
自分
そ、そっか…!
征木北斎
征木北斎
俺達も帰ろう
自分
うん!

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