第9話

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2020/08/20 03:29
私にとってかなりカロリーの高い1日だったけど、大丈夫かしらね。












返事とかはしなくていいっぽいけどそういうの聞くとどうしても意識してしまう自分がいる。
知念侑李
あなたは何部に入るつもりなの?
あなた

きめてないけど多分バレー部かな〜

知念侑李
バレー部かぁ〜!
かっこいいなぁ
なーんて反応してくれる。






私に気を使っているようにも見える




部屋に入る直前にこんなことを言われた
知念侑李
僕のこと好きにならなくってもいいから仲良くしてね🎶







本当に男子かと疑うほどに可愛かった。
ーーーーーーーーーー
有岡大貴
お、遅かったじゃん!
山田涼介
あなたと一緒に帰宅ですか?
知念侑李
なになに?疑ってんの?
山田涼介
どう考えても怪しいだろ?
有岡大貴
あなた!何があったの?
あなた

え、いや、

ここでなにか言うとややこしい事になりそうだし…
あなた

なんでもない!
ちぃとは偶然会っただけだから…

ジーーーーー
あなた

(え、みられてる?)





私の顔との距離5cmもないくらいまでに近づいてきた涼介くん。
山田涼介
フッ、まあいっか
何かを悟ったように笑みを浮かべ、遠のいた。
あなた

(う、美しい)

有岡大貴
山田さぁー!距離が近いんだよ!
山田涼介
何?いいでしょ
知念侑李
彼氏でもないくせに〜
あなた

この3人のやり取りは永遠とみていられるほどに面白い
山田涼介
もう、言っていいでしょ?
知念侑李
え…
有岡大貴
このタイミングで…?
あなた

…????





この時はまだなんのことやらわからなかった。

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