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第9話

第9夜 イケメンとホームパーティー
生形智也
生形智也
俺様によるテストお疲れさまパーティーだ。今夜は帰さないぜ😎✨
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
イェ〜イ😆⭐️
羽鳥優馬
羽鳥優馬
おまえ、すっかり馴染んでんな。
羽鳥優馬
羽鳥優馬
イケメンあんなに苦手だったのに……。
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
へへ〜、なんかこのシェアハウスのみんな優しいから慣れちゃったかも。
羽鳥優馬
羽鳥優馬
ふ〜ん、じゃあもうちょっとくっついて座んな。
羽鳥優馬
羽鳥優馬
よいしょっと。
羽鳥優馬
羽鳥優馬
このソファ、座り心地は良いけど、狭いからさ。こっちキツイんだよ。
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
お、おう……。
優馬と肩が触れ合う。
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
(なんだかオラ、ドキドキすっな……)
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
(平常心……。ボブネ○ミッミの爆笑シーン思い浮かべてよう……。)
羽鳥優馬
羽鳥優馬
おい、曲聞いてんのかよ。
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
き、聞いてます!
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
(ひゃぁ〜、息が耳に吹きかかるよ〜……!)
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
(……それにしても智也、ギターうまいな。バンドやってるだけあるわ。)
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
(まぁ、顔も良いし……わたしはワンコ系はタイプじゃないけどね……ああ見えてピュアなとこあるし、女の子にモテるんだろうな……。)
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
(……ん?)
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
(気のせいか、優馬の手がわたしの左手に当たっているような……。)
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
(あわわわわ……、気のせいじゃなかった。どうしよう……。)
羽鳥優馬
羽鳥優馬
なぁなぁ、
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
は、はいっっっ!!
羽鳥優馬
羽鳥優馬
明日帰っちまうんだろ。
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
う、うん……。
明日はわたしのパパとママが海外旅行から帰ってくる。わたしのシェアハウス生活も終わるわけであって。

苦手なイケメンたちと過ごす生活からようやく抜け出せるのに、なんだろう……。
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
さみしい。
羽鳥優馬
羽鳥優馬
ん?聞こえなかった。なんか言ったか?
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
ううん、なにも言ってないよ。
羽鳥優馬
羽鳥優馬
そっか……。
智也のギター演奏はさらに盛り上がりをみせ、耳元で話さないと隣にいる人の声も聞こえないぐらいだった。
羽鳥優馬
羽鳥優馬
まぁ、あれだ。帰ってもさ、なんかあったら俺頼れよ。同じ釜の飯を食ったよしみだし……。シェアハウス仲間なんだし。
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
う、うん……。ありがとう。
優馬が耳元でしゃべるから、耳に息がかかるし、優馬の声もいつもより脳みそに響くし、
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
(どうしよう……ドキドキが止まらない……。)
心なしか、わたしの手を握る優馬の手に力がこもった気がする。
羽鳥優馬
羽鳥優馬
俺、親の仕事が忙しいからって理由でこのシェアハウス入ったけど、入って良かったわ。
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
(わぁ……、反則だよ……!)
超至近距離で優馬の無邪気な笑顔を浴び、わたしはノックアウト寸前だった。
生形智也
生形智也
俺もこのシェアハウス入って良かったぜ!
生形智也
生形智也
なんてったって、防音だしな!練習し放題だぜ!ギュィィィイン!!
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
わっ、びっくりした!
墨田冬史郎
墨田冬史郎
こらこら、智也。熱いお2人の邪魔をしちゃ、いけませんよ。
生形智也
生形智也
えっ!ってことは、こいつらつきあってんのか?
生形智也
生形智也
悪かったな、邪魔して!邪魔者は退散するぜ〜!
生形智也
生形智也
ギュィィィイン!!
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
ちょ、ちょっと……!わたしたちつきあってない!
羽鳥優馬
羽鳥優馬
そうっすよ、冬史郎さん。へんなこと言わないでくださいよ!
墨田冬史郎
墨田冬史郎
おやおや、優馬。そんなこと言っていいんですか?なんなら、僕が菜ノ花姫を「キスしないと出られない部屋」……、いや、もっとすごい部屋に閉じこめてしまいますよ。
羽鳥優馬
羽鳥優馬
ええっ……!?
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
ちょっと、冬史郎さん……!もっとすごい部屋って……!!
漫画で読むのは大好物だけど、わたしには降りかかってほしくない現実だ。
羽鳥優馬
羽鳥優馬
だから、なんなんだよ。その変な名前の部屋は!
墨田冬史郎
墨田冬史郎
おや、優馬も興味ありますか?参考資料として集めた僕の薄い本、貸しますよ。
羽鳥優馬
羽鳥優馬
薄い本?
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
借りなくていい!借りなくていいからっ!!
三浦千春
三浦千春
お〜い、きみたち。そろそろ良い子は寝る時間だよ。
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
はぁ〜い!!優馬も早く、寝よ!
墨田冬史郎
墨田冬史郎
おやおや、菜ノ花姫。ずいぶんと大胆ですね。一緒に寝ようだなんて。
神谷菜ノ花
神谷菜ノ花
だから、違います!!
明日でこの生活が終わると思うとなんかさみしい。

ふざけた冬史郎さんの冗談をかわしながら、わたしはパーティーの食器を片付けた。

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平七羽
平七羽
こんにちは!平七羽(たいらいろは)です。ファンタジーとイケメンをこよなく愛しています。疲れちゃう毎日ですが、少しでも楽しくなるように。そんな小説を書いていきたいと思います╰(*´︶`*)╯💠twitter→@taira_iroha💎(アイコンは「宝ひかるは石の国」表紙でおなじみのkaoliniteさん@okayuatsuiから🎶)
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