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第26話

1,239
2021/08/09 09:42
あなた

た、ただいま〜

リビングに入るとハニはソファに座って本を読んでいて、本をパタンッと閉じて机に置くとこっちに歩いてきた。
ジョンハン
ジョンハン
心配したじゃん、ホントに。夜遅くに1人で出歩くなってあんなに言ったのに。
はぁ、っと大きな溜め息をついて眉をさげて安心した様に笑うハニ。
あなた

ごめんね。なんか1人で家に居たら暇になっちゃって。  そういえばハニは友達と遊ぶのもういいの?

ジョンハン
ジョンハン
うん。なんか次はカラオケ行こって誘われたけど、やっぱりあなたの事心配だったし。
申し訳ないなって気持ちもあるけど、それに反して顔はニヤニヤが止まらない。


嬉しいな、ハニはちょっと過保護気味だけど。

でも、心配してくれるのはシンプルに嬉しい。

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