第233話

229
8,890
2023/02/06 03:00
日曜日

いつもみたいに、お昼に皆んなでご飯を食べていた

謙 パクッ…???
  パクッ…????

なんか、おかしいな…

ご飯を食べながら、異変に気付いた

すると、駿も気付いたようで

駿「謙杜?どうした?…体調悪い?」

謙「うーん…味覚が変で…」

みぃ「もしかして…コロナ!!!」

謙「え?!」

駿「まぁ、確かに…コロナやと味覚変わったりするもんな…無理して食べたらあかんで?」

謙「うん…とにかく明日、検査受けてみようかな?…みぃも駿も移しちゃあかんから駿の部屋借りるね?」

駿「大丈夫か?しんどくなったらいつでも言えよ?」

謙「うん。ありがとう😊」

みぃ「すぐ会える?🥺」

謙「そうやな。コロナやなかったらね?😊」

みぃ「みぃ、待ってるね?🥺」

みぃは駿に抱っこされて僕に手を振った

僕は手を振り返し、駿の仕事部屋に向かった

最近は、コロナの影響もありリモートでの仕事が増えた駿のために一つの部屋を仕事部屋にした

布団を引き、熱を測るが熱はなさそう…

謙「とりあえず、、寝るか…」

僕は数分もたたないういうちに眠りについた

コンコン

駿「謙杜ー。」

謙「ん……しゅん?」

ドア越しに駿の声が聞こえてくる

駿「大丈夫か?ご飯作ってといたから食べてな?」

謙「うん…ありがとう」

僕は駿がいなくなったことを確認した後、ご飯をとる

謙「オムライスか…ッふふ🤭」

俺が昔から好きな料理を作ってくれるところが駿らしい

僕はフォークを持ち食べようとしたのだが…

謙「ッう…」

大好きな匂いやのに、胃がむかついてくる

僕はトイレに駆け込んだ

ドタバタッ

謙「ッケホッケホ…っうえ…」

トイレで吐いていると、心配して駿が飛んできた

駿「大丈夫か?!」

謙「ッうぇ…ッケホ……」

駿は吐いてる僕の背中を優しく撫でてくれた

駿「…なぁ…もしかしたらさ……妊娠した?」

謙「…え?」

駿「最近、ヒートも来てないよな?」

謙「う、うん…遅れてるだけかなって思ってたけど…でも、みぃを妊娠した時も胃がむかついてたから…そう、かも?」

駿「熱もないし、吐き気と味覚が変わったってなったら…俺、薬局行ってくる!!」

謙「ちょっ!しゅん!」

僕はとりあえず口をゆすぎ、廊下を歩いていたらみぃと会った

みぃ「あ!ママだ!!パパどこ行ったの?」

謙「パパはお薬屋さん行ったで?」

みぃ「ママそんなに悪いの?!
   やだぁ。うぇぇぇぇえん」

謙「みぃ?ママは元気だよ?
  ちょっと気持ち悪いだけやから」

みぃ「っふぐ…ほんと?…気持ち悪いのどっかいけ…えい!」

みぃは、そういってポイポイ投げる動作をする

僕はたまらずみぃを抱きしめた

謙「ありがとう。元気になっちゃったー♪」

みぃ「ほんとー?!やったぁ🤭」

みぃは抱きついたまま離れない

僕も抱きしめ返し戯れていたら…

ガチャッ ドタバタッ!

駿「謙杜!!」

謙「あ、しゅん笑」

みぃ「ぱぱ!ママもう元気になったって!!」

駿「はぁはぁ…そうか、それはよかった
  謙杜、これ!試してみて!!」

妊娠の検査キットを渡される

謙「そんな急がなくても笑」

駿「いいから!!」

謙「はいはーい笑」

そして、結果が出てリビングに行く

ガチャ

駿/みぃ「どうやった?!」

謙「赤ちゃん…いるみたい笑」

駿「しゃぁぁぁああ!」

駿は俺を思いっきり抱きしめる

みぃ「みぃも!みぃも!」

駿「みぃ!おいで!!!」

みぃ「ちゃぁぁああ!!」

ぎゅううううう

3人で喜びを分かち合う

駿「明日、産婦人科に行こう!」

みぃ「みぃも行く!!!」

謙「ふふ😊」

次の日

in産婦人科

受け付けにて…

受付けの人「次の人…」

みぃ「先生!みぃ、お姉ちゃんになる?!
なる?!」

駿「男の子ですか?女の子ですか?双子ですか?」

受付けの人「はい?!」

謙「もう!2人とも!!ちょっと、黙ってて!」

受付けの人「ふふ☺️順番に呼びますのでお待ちください」

謙「わかりました」

そして、自分の番が回ってきて僕だけ診察室に入る

先生「おめでとうございます。赤ちゃんいますよ😊」

謙「そうですか😊」

そして、診察室を出ると…

駿「どうやった?」

待機していた、駿とみぃが勢いよく駆け寄ってくる

謙「赤ちゃん、いたよ?」

みぃ「みぃ、お姉ちゃんになる!!!やったぁ!!!!」

駿「みぃもお姉ちゃんだな!ふふ。謙杜、ありがとう」

謙「ふふ。にぃたちにも報告やね笑」

駿「それより…」

ぎゅうううううう

駿「今は3人で祝おうぜ笑」

謙「ふふ。だね笑」

そして、家に帰りみぃの大好きなケーキを買い3人で食べた

プリ小説オーディオドラマ