駿佑side
美月も8か月になった。
仕事終わり食事もすましゴロゴロしていたら、みぃが立ってお尻をくいくいと揺らしている
ポスッ
立って揺らしてはこけ、揺らしてはこけ
もしかして…これは…
駿「謙杜!!みぃが歩くかも!」
謙「えぇぇぇぇ!」
洗い物をしていた謙杜が飛んできた
駿「みぃ!頑張れ!!!」
謙「みぃ!こっちこっち!!」
美「あう!…あーあ、あ!!」
俺たちは手を広げておいで?とアピールすると、みぃも頑張って2人のもとに来ようとお尻を揺らしている
謙「みぃ?おいで?」
トコッ…トコッ…ボスッ
駿「うぉぉぉぉぉぉぉお!!歩いた!!」
謙「しゅん!みぃが歩いた!!」
みぃはもう一回立ち上がり
トコッ…トコッ…ボスッ
少しずつ俺らの方に歩いてくる
駿「頑張れ、みぃ!」
謙「もうちょっと!!」
そしてついに………
トコッ…トコッ…ぼふっ
謙「みぃ!すごい!」
俺たちの前まで来て謙杜の方に倒れた
駿「みぃ!でかしたな!」
俺は謙杜ごと包み込む
美「あうッ!…きゃきゃきゃ♪」
謙「にぃ達にも知らせなきゃ!」
そうして、ビデオ通話でみぃが歩いたところを見せると
流「みぃ!すごい!!」
大「カメラ持ってそっちまで向かうからな!」
恭「いや、駿たちカメラ持ってるから」
和「おめでとぉぉぉお( *´艸`)」
自分たちのことのように大喜びのにぃ達でした♡
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。