私には付き合って3年、現在同棲している彼氏がいる。
ー私がリビングでテレビを見ていると、彼は部屋から出てきた。
・・・うん、、やっぱり今日もかっこいい
そう、私の彼氏は超絶イケメンだ、、
私が言うのもなんだが、彼は昔からイケメンで
学生時代は学校一の人気だったし、
スカウトを断りどこの事務所にも入らなかったが、友達の薦めで始めたインスタは1ヶ月でフォロワー10万人を超えた。
・・・懐かしいなぁ、私がこんな人と付き合えるなんて自分でもびっくりしている
ーそんなことを思いながら彼を見ていると、目がバッチリ合った
ーウヌはそう息を漏らしながらニヤリと笑った。
ーすると隣に座ったウヌが両手を出してあなたの周りの空気を覆った。
でもあなたには触れていない。
ー首の後ろからささやき声で
あなたは少し機嫌が悪くなったが、
・・・これ以上からかわれないように無視しよっと
ーすると次は
ーと言いながら目をつぶりこちらに顔を向けてきた。
ーウヌは下唇を突き出すお決まりのポーズをとった。おまけに上目遣いだ。
・・・可愛すぎでしょ
ー向かい合っているあなたの顔に唇が向かってきてあなたの頬に着地した
ー今度はあなたがウヌの唇にキスをした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。