[てつや視点]
今日は記念日。
どうしてもケーキを食べたい。
記念日だからケーキ買ってきちゃったって言いたい。
でも問題はあなたが甘いものが苦手なこと。
色々調べた結果見つけたケーキ屋さんに出向いてケーキをゲットした。
店員さんが色々教えてくれて、お菓子も買った。
調べてみるとワインとかにも合うみたいだしワインも買って行こう。
ワクワクして家に着くと部屋にはいつもよりも豪華なご飯が並んでいた。
あなた「…手に持ってるそれは?」
てつや「記念日なので!」
あなた「覚えててくれたんだ。笑」
てつや「あなたもね。甘さ控えめなの選んでもらったしワインに合うってお菓子も買ったからご飯食べながら食べよう!ケーキは食後に!」
あなた「はいはい、ちゃんと手洗っておいで。笑」
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あなた「このお菓子美味しい、ラム…?かな。ほんのりお酒の味する。」
てつや「そう!ラムとレモンパール?使ってるんだって!」
あなた「レモンピールのことかな。笑」
てつや「そう!店員さんが甘さ苦手な方ならってオススメされたから買っちゃった。笑」
あなた「じゃあ今度また買いに行こうか、今度はてつやさんの好きなケーキも買おう。どうせ私の好みのためにどっちも甘さ控えめなのにしたんでしょ?」
てつや「え、なんでわかったの?」
あなた「…てつやさん、優しいもん。」
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あなた「ねぇ!ケーキ!美味しい!」
てつや「本当?よかったー!」
あなた「ガトーショコラも一口ちょうだい。」
てつや「じゃあそっちも。」
2人「うま。笑」
あなた「はぁ、絶対また行かなきゃ。笑」
てつや「今度はあなたが選んで。ここね、トッピングとかも選べる!」
あなた「え?そうなの?すごいなぁ…。もう行ってみたいもんな…。」
てつや「じゃあ今度はそこでデートだね、あ!HPもあるみたいだから今から予習しよ。笑」
あなた「そうだね。楽しみだね。笑」
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どうやら大成功だったみたいだ。特にお菓子と豆乳のクリームはハマったみたいで嬉しそうだった。
毎月記念日に買うのもいいねって、言うのが可愛かった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。