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第3話

初恋の相手
赤葦side
ヒュー
ドーンッ
毎年河原で行われる花火大会
初恋の人と2人で見る花火はより綺麗に見えたと思う
と言ってもあんまり花火の方には目が行かなくて
隣にいる花火よりも綺麗な物が、いや綺麗な人がいたから
目が離せなかった
*
*
花火大会の後というのに辺りには人が居なくて
歩いてるのは2人だけだった
あなた「ねぇ、私がいなくても大丈夫だよね??」
あなた「私ね、お父さんの仕事の関係で宮城に行くことになった」
いつもの呑気な冗談だと思った
ドッキリとか仕掛けてるつもりなんじゃないかって
そう思ってたのに
赤葦「冗談…?面白くないよ」
あなた「冗談じゃ、ないよ」
あなた 「明後日にはもう引っ越す、、
明日は準備とかで忙しいから
今日最後に一緒に花火見れてよかった」
赤葦「…へ?」
あなた「だからさ、今までありがと!!!」
あなた「…バイバイッ!」
赤葦「ちょっ、、まって、、
なんで、、
今回は、
今回は冗談だって言って欲しかった、
まだ気持ちも伝えてないのに…
街灯で照らされただけの薄暗い住宅路
それでも彼女の顔ははっきり見えて
別れ際、一見笑顔に見えたその顔は
どこか悲しくて辛い顔だった…
もう一度、またあの花火を2人で見たかった______________
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はぁ、、
約5年たった今でもあの日の事を忘れられない俺は末期なのかなと思ってしまう
朝練後の教室
イケメン芸能人の話とか昨日のテレビ番組の話とか宿題の話とか、
色々聞こえるけど別に興味ないかな
ただ、いつも通りの朝
自分の席は窓側から1つ離れた後ろの席
いつもと違うところがあるとすれば隣の席が1つ増えたこと
人数的に隣の席はなかったけど、増えてる
転校生、、かな、
今能裏によぎったことは絶対ありえないから閉まっておく
あの人が転校してくるなんて夢に見るようなこと、現実で起きるわけがない、、から
そんな期待をしたところで後で哀しくなるだけだから…
先生「はい、座って〜!今日は転校生がいます」
あなた「宮城から引っ越してきました
赤根あなたです!よろしくお願いします!」
?!!
ほんとに夢でも見てるんじゃないかと思った
黒板の前に立ってるのは5年経っても、5年会ってなくても一目で分かる
紛れもなく彼女だった
俺の初恋の相手_______________赤根あなただった
鈴のような可愛らしい声と元気な喋り方は変わってなかった
でも、5年前よりは当たり前だけど全然大人っぽくなっててそれでも尚、綺麗で可愛らしくて
本当にあなただって確信した
これが夢なら、、覚めて欲しくないとまで思った
それくらい嬉しかった