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第3話

8
2020/06/24 10:09 更新
何事もなく学校生活が過ぎ、夏の終わりが見えてきた頃、2組の花音が話しかけてきた。

『あんた、和也くんのことが好きなの?』

花音が和也くんのことが好きだという噂は何度か聞いたことがあった。

「いいえ。和也くんはただの友達です。」

『あっそ。じゃあ、今後和也くんに近づかないでね。』

そう言われた。花音はクラスのみんなが怖がっているトップで、少しでも怒らせたら何をされるか分からない。

「もう、和也くんとも話せなくなるのか…」

その日から、私は和也くんを避けるようになった。
話しかけられても用事があるからと言って会話をしないようにした。


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